3年前、自宅をリノベーションしたとき、見せる本と見せない本を分けようと決めました。ものすごい量なので、すべて見えるようにすると煩すぎるからです。写真の棚は、造作で作りつけてもらいました。テレビ台になる下の棚と平行に2段。棚の高さは大型本を入れられるよう40㎝あります。ここは「見せていい本」を置く場所。写真集、画集、インテリアの本などで、洋書だけでなく日本語の本もあります。ぎゅっと詰めるところと、空いたところをつくり、美しい本、好きな本は表紙が見えるように飾ります。これが「面陳(めんちん)」です。ときどき面陳する本を変えると、ガラリと印象が変わりますよ。そして、ゆるやかに本の色を固めるのも美しく見せるコツです。

本の収納<3>ーー美しい本は「面陳」に_img0
棚の奥行きがたっぷりあるので、本の前に小さな物を飾ったりもします。ただし、たくさん置きすぎないことが肝心!
 

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