おはようございます!

東京の家では3歳児とふたり暮らしをしています。仕事がリモートになり通勤がなくなった分、だいぶ楽になりましたが、保育園の送り迎えに仕事にと、時間に追われる生活には変わりなく。

大人が家にひとりだと、不足の事態があったときの対処は常に自分。疲れてたり寝不足だったりで、子どもの病気やケガに対応できないと困るので、自分自身のコンディション維持には気を使います。お酒を飲まない理由のひとつは、小さい子どもと二人きりのとき酔っ払うのがこわいから。

というわけで、東京にいるときに一番大事にしているのは時間効率。少しでも予定が狂うと、仕事が深夜に持ち越しになり自分も子どもも生活リズムがおかしくなるため、仕事は手早く、家事は時間をかけずに、が信条。

家事は最低限、「これでいいんだろうか?」と思うくらい余計なことはばんばん切り捨てています。

「さすがにやばくない?」という声が脳裏に横切るときもありますが、やばくないんです。でないと回らないんだもん♪

そんな東京での時短術をどうぞ。

断捨離は時短の王道ーー物の数は増やさない、ついでに物の種類も増やさないのがコツ

子ども服は、保育園で着替えがたくさん必要になるので、コーデに迷わないように、同じTシャツやパンツをまとめ買いして、制服化しています。トップスは無印のボーダーTシャツ、ボトムは、ユニクロのデニム風レギンスとGAPのジーンズを愛用。

洗濯機は毎日回して乾燥機までかけて、乾いたものから順番に使います。衣類をたたむのは時間を取られるので、できるだけ洗ったらしまわずそのまま使うように。子ども服はすぐサイズアウトするので、最初から着つぶすつもりで。

自分の衣類も、乾燥機にかけられるものはかけて、乾いたそばから同じものを使います。一日一回洗濯すれば、翌日また着られるので、最悪1セットあれば回せる。こまめに洗濯をする利点は、手持ち枚数を減らせること。〔ミモレ編集室〕のミニマリスト・いずみさんも、『服は10枚、下着は3枚』のインタビューで、毎日洗濯すると言っていましたが、共感です!

洗濯するアイテムも増やしたくないので、家にはマット類が一切ありません。一日が終わって入浴のとき、洗面所のタオルをお風呂の前に敷いてバスマット代わりにし、使い終わったらすぐ洗濯かごに。バスマットのような使い道が一通りのアイテムより、汎用性のあるタオルで済ませた方が、管理が楽です。

キッチンマットもないので、キッチンの水飛びは、片付けした最後に床もさっと拭いておしまい。

掃除はルンバにおまかせ。ベタつきなどが気になったときだけ、フローリングワイパーでふきます。

ルンバを買ったのは夫がシンガポールに移住したあとでした。掃除にこだわる夫(←なぜかワイパー重視派)がルンバを買うのに反対だったからなんですが、「なんでもっと早く買わなかったんだろう」と心から思う便利さ。彼は機械に仕事を取られるのが嫌だったのかな?(笑)

最後で最大の難関は料理

掃除洗濯は今は家電のおかげでかなり効率化できているのですが、最後の難関が料理。献立決め、買い物から調理、残った食材の始末まで考えると、かなりの時間を取られます。この一連の工程が、家事の負担を重くし、私の気持ちもまぁまぁ重くしてくれます。

私の場合、精神状態がそのまま料理の仕上がりに影響するんですよね。

終業時間まぎわになっても、仕事から気分を切り替えるのが下手なタイプ。終わらない仕事のことが気になって、ギリギリまでパソコンを閉じられません。そんな状態で子どもを迎えに行き、「おなかすいた」を連発する小さい人に追い立てられながら料理しても、気が焦るだけで、まともなものが作れません。(他の人は働きながらちゃんと夕食も作っているなんて、本当にすごいなとと思っています。)


毎日のことで、かつ、夕食時という疲れている時間帯を、どう無理なく切り抜けるか。

私のバイブルは、勝間和代さんの『ロジカル料理』と土井義晴先生の『一汁一菜』。

勝間さんは徹底した効率化、土井先生は旬を大事にし感性と向き合うお料理、と対極にあるようなお二人ですが、どちらも素材をあまりさわらず、味付けもあっさりしたものができあがるところが好みに合うんです。


■勝間和代さんの『ラクして おいしく、太らない! 勝間式超ロジカル料理』


勝間和代さんは、家事にかける時間を少なくし、生活の質をあげるため、調理家電を活用するロジカル料理を提唱しています。掃除をルンバにおまかせするのと同じように、料理はホットクックやヘルシオにおまかせするという発想ですね。

ホットクックは私も持っていますが、画期的です。ずっと鍋のそばで見ておかなくていい、スイッチ入れればそれでおしまい、というのは時短としてはとてもわかりやすい。

でもこの本、それだけじゃないんです。一番参考になるなと思うのは、勝間さん自身が調べたり、実践してきた、簡単においしい料理を作るための「ロジック」を教えてくれること。

調理家電を推奨しているのも、便利だからというだけではなく、その方がおいしくできるから。鍋やフライパンを使った従来の直火加熱の調理法は、おいしく作るには相当な技術が必要なんです。調理家電は、技術の不足を補ってくれるから誰でもおいしくできる。(フライパンでおいしくできなかったのは当たり前だったんだって思って、ちょっとほっとしました(笑))

調理家電を買わなくても、直火ではなく輻射熱を利用した魚焼きグリルやオーブンを活用すると、同じように簡単においしい料理が作れます。

スープは大量生産するので、ホットクックよりも鍋帽子を活用しています。鍋帽子はローテクだけど、巨大な鍋もカバーでき、おいしく保温料理が作れてとても楽。

さらには味付け。

塩少々、って言われても、あいまいだし、個人差によって味が変わってしまう。同じような調味料を使っていても、レシピによって分量や入れる順番はマチマチ。料理のセンスが乏しい私には、レシピと出来上がりの関係が想像できず自分でアレンジできないので、いちいちレシピを見ないと作れないのがめんどうでした。

勝間さんの本を読んで目から鱗だったのは、材料の総重量の0.6%の塩で味つければ、大体なんでもおいしくなるということ。試してみると確かにその通りだったので、それ以来、「塩分0.6%」でなんでも通しています。味噌汁の場合は、塩分0.6%にするには、素材の5%の味噌を入れればOK。これだとレシピを見る必要がなく、時短につながります。

小数点以下まではかれるキッチンスケール2台。片方で材料をはかり、電卓で計算した塩の量をもう一方ではかります。

 

内容量の計算を楽にするため、鍋にはマジックで重さを記入(笑)


■土井義晴先生の『一汁一菜でよいという提案』

一方の土井義晴先生は、和食を基礎とした家庭料理の文化を探求し続ける料理研究家。

フランス料理と日本料理の修行をした後、家庭料理の道を選んだという方です。料理を運転にたとえれば、私がペーパードライバーだとしたら、F1レーサーくらいの技術を持つ、時短とは縁がなさそうな土井先生。その土井先生が、「おいしく炊けたごはんと具沢山の味噌汁と漬物があれば、日々の食事はOK」という福音を日々の献立に悩む主婦にもたらした『一汁一菜でよいという提案』は、ベストセラーになりました。

料理が苦手な人にとっては、レシピのわからなさに加えて、献立の立て方のわからなさもかなりのストレス。「味噌汁・ごはん+α」でよし、という単純明快な原点回帰は、大変ありがたい。

とはいえ単に手を抜けばいいという話ではなくて、おいしく炊けたごはんと、季節によって変わる味噌汁の具があれば、自然の移ろいを意識した豊かな食卓は可能だということ。

この考え方を取り入れた我が家の一汁一菜は、野菜ときのこの入った味噌汁とごはんと、肉か魚介を焼いたもの。または鶏肉と野菜のスープと、ごはん。生野菜がほしいときは、サラダをプラス。ほぼ毎日これです。

私が土井先生から教えてもらった一番のことは、おいしいごはんの炊き方。お米は乾物なので、水で戻してから炊く。具体的には、研いで水を切ってからざるに30分置いて吸水させ、高速モードで炊くというのは今も実践しています。

もうひとつの土井先生の教えは、旬を大事にすること。季節の移ろいに敏感なのが日本の美意識、だから旬のものは美しいもの。スーパーで美しいと感じるお魚や野菜を見つけたら、それが旬のものだと。

時短だけを目指すのでれば、ネットスーパーで食材を調達した方がいいはずなのに、週に何度かはスーパーに、それも忙しい夕方に行きたくなってしまいます。その時々の気分にマッチしたものを食べるには、この目で食材を見て心惹かれるものを選びたい。最近だったら鯛や、ホタルイカ(←これは大人用)、菜の花などなど。

効率だけじゃなく、そういう本能的な欲求にも答えることで、全体としてバランスを取っているのかな、と思います。

それでバランス取れていると自分で思れば、他人と比べて手抜きに見えても、とりあえずOK♪

今週もあと少し、がんばろっと。