おはようございます。

在宅ワークが長引いて、アクセサリーの趣味も変わってきました。

在宅前から、ピアスとリングはつけないと気持ち悪いので、毎日つけていました。服によってはネックレスやブレスレットなどをすることもありましたが、在宅になるとわざわざつけなくなりました。家と家を移動することも増え、たまにしかつけないものをつけて移動するとどこに置いたかわからなくなるので、ますます、ピアス・リング以外は手に取らなくなり。特にリングは、重ねづけしてたくさん持ち歩けるのが、便利なのです。

とはいえ通勤のときは、シルバーリングをひとつだけ、が定番でした。

オフィスで人と話をしていると、思いのほか相手の手元が気になります。他の人のリングに目が行ってしまうので、自分自身は目立つリングをつけるのは抵抗があり、極力シンプルにしていました。

ところが家で仕事をしていると、オンライン会議で手が映ることはあまりありませんし、映ったとしてモニター越しだと大して印象に残りません。

人目を気にしなくていいとなると、自分が身につけてほっとするもの、仕事中に目に入ってうれしいものをつけたくなります。がぜんカラーストーンが気になり出しました。

手始めにArtida Oudさんのブルートパーズリングを購入。

やわらかなブルーが目に優しい。シルバーリングは20年以上前にシンガポールのティファニーで購入して以来、なくしても手元に戻ってきて今でも毎日身につけているくらい、縁が深い子です。時計はチープカシオ。チープカシオ好きで、見つけるとつい買ってしまいます。

さらに、実家の母が使わなくなったリングをくれました。

母にもらったリング。右側はルビー、左側は天然石かどうかも不明な「おもちゃみたいなの」だそうです。


ルビーの方はリフォームしようかと迷ったのですが、台座もきれいだったので、サイズだけ詰めてこのまま使うことに。高さがあって装飾的なデザインなので、普段使いには向かないですが、クラシカルな良さがあります。

もう一つの何の石かわからないのものは、レトロでカッティングがかわいい。つけるとキャンディみたいです。

さらに母から「これ欲しかったらあげるから、どうにかならない?」と渡されたのが、こちら。

 

母が自分の叔母からもらったサファイアのリング。

かなり大きさのあるマルキーズカットで、縦おき。大叔母の世代なら違和感がないかもしれないですが、私がこれをこのまま使うのはハードルが高い。

叔母から「リフォームして使って」と言ってもらったそうですが、リフォームするのにもそれなりに費用がかかるし、どこに頼んでいいのかもわからないので、しばらく眠らせていたとのこと。

リングのままで使おうにも、石に大きさがあるので、ちょっと邪魔になりそう。でもリング以外のアイテムにするとしたら、一体何にすればいい?ペンダントなんて使わないだろうし。じゃあ帯留め?片耳ピアス?……そもそもどこに頼む?

数ヶ月ぼんやりリサーチしていたのですが、これという発注先は見つからず。それどころか、ジュエリーリメイクの失敗談ばかり目に入ります。デザイン力があるところに頼まないと、後悔することになりそうだなぁ……。

ふとあるとき、ミモレの有田 麻奈美さんのジュエリーメンテナンスの記事で、恵比寿のコンセプトジュエリーワークスさんを知りました。

アトリエのウェブサイトを見てみると、作品がたくさん紹介してあって、どれも素敵なデザイン。ブログの方を読んでみると、リメイク事例がクライアントさんの背景も含めて紹介されていて、ここならきちんと要望を聞いてもらえそうに思ったので、尋ねてみることに。

メールでアポを取って向かったお店は、恵比寿の裏通りにひっそり佇む建物にありました。

一階にあるカフェの横の細い階段を登ると、二階にアトリエが。

迎えてくれたのは、デザイナーの橋本 志織さん。

 

ジュエリーデザイナーって気難しかったりするんじゃないか、という勝手なイメージがあってやや緊張していたのですが、橋本さんはとっても優しそうで、ほっとしました。リングの来歴から、丁寧に話しを聞いてくれます。

ペンダント、ピンブローチなどの提案もあったのですが、日常的に身につけないだろうから、やはりリングでお願いすることに。

私が東京にいる日が限られているので、その場でデザインを決めました。

縦だった石を横にすればかなりカジュアルになるとのこと。石をできるだけ覆わないヌードなデザインを提案されました。台座の素材は、つや消しのプラチナをチョイス。シンプルモダンなイメージを期待して。

そのままリングをお預けし、その後、デザイン画を送ってもらったり、お支払いしたりというやりとりは、全てメールでお願いしました。

受け取りは、約2ヶ月後。

石自体にインパクトがあったので、リメイクしても大化けしないかなと、正直そこまで期待していませんでした。……が、実際は劇的に変わってました。

 

生まれ変わったリングはとっても未来的。

 

石の裏側が覆われていないヌーディな状態なので、光を透過して透明感があります。青の深さはそのままに、その中で光が踊って、指の上に小さな海があるみたい。こんな素敵な石だったのかと、ちょっと感動しました。

マットなプラチナも、経年変化でセクシーな感じになるそう。それも楽しみです。

ボリュームがあって色もかなりはっきりしていますが、シンプルなので普段使いしやすく、ほぼ毎日つけています。大きいから邪魔かなと心配してたのも、爪がなくなり曲線的なフレームになったので、実際には引っかかりにくいです。

誰ともかぶらないし、どこで買ったかわからないのも、良いところ。

たぶん何十年も使われてなかったのに、リメイクした途端こんなに活躍するとは、デザインの力ってすごいですね。

「これ、どこにして行くの?」というフォーマルなリングだったのに、私のライフスタイルに寄り添ったリングに変身したことも驚きです。

生まれ変わったリングを見て、母も「あら、モダンになって」と感心していました。叔母にようやくリメイクの報告ができて、ほっとしたようです。

私にとって人生初のジュエリーリメイクでしたが、まずまずの大成功といって良いのではないでしょうか。

ジュエリーのリメイクやオーダーのご経験があったら、ぜひ教えてください!