靴下は「グレー」があれば間違いなし!
「よくご質問もいただく、ボトムと靴の“隙間”問題。鮮やかな色や白を効かせて遊ぶ、という手もありますが、大人が取り入れやすくて万能なのは、やっぱり『グレー』という結論に至りました。主に私の場合は、パンツなら黒やネイビーなどの濃い色、スカートはマキシ丈の柄モノや明るい色を着ることが多いんです。なので、その2パターンで検証してみました。
黒やネイビーなど濃い色には”チャコール”グレーの靴下
「黒のパンツの場合は、コントラストがつきすぎず、でも一体にはならない”チャコール“グレーを合わせています。黒の靴と黒のパンツなら、黒の靴下で繋いでもいいと思うのですが、それだと黒パンツに黒ショートブーツを合わせているのとあまり印象が変わらない。せっかくなら”隙間”ができたことを逆手に取って、色合わせを無理なく楽しんでみるのがいいなと思っております。ということでチャコールグレーを選びました。ちなみに靴下は無印良品のものですが、足首のあたりのリブがゆるめで締め付けず、履き心地快適です!」
明るめ柄やブラウンにはグレージュの靴下
「マキシ丈スカートは、すとんと立っていると中にはいている靴下やタイツの色が見えませんが、歩いたり座ったりすると意外に見えてくるから、気を抜けません。たとえばこんな柄のスカートなら、グレーよりもう少し軽やかなグレージュを合わせます。明るめの色のボトムに黒や濃い色を合わせてしまうと、妙に脚だけがくっきりしてしまってバランスが悪い気がするんですよね……。
いずれにしても、チャコールグレーとグレージュを持っていれば、どちらかが足首の”隙間”にハマってくれるはず! ざっくりした結論ですが、そんなざっくりにも対応してくれるのがグレーの素晴らしいところです」
撮影/木村敦
ヘア&メイク/廣瀬浩介
構成・文/幸山梨奈
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