
海外メディアのニュースを見て、トルコに住むウクライナ人の友達マーシャに連絡をした時、「ウクライナにいる家族は戦地から遠いところにいるから大丈夫」そう答えが返ってくる事を私は期待していました。
マーシャからの返事を見てようやく、送られて来たウクライナの地図に満遍なく散らばった赤い丸印の意味を理解しました。
胸がギューっと締め付けられ、目の前が真っ暗になる感覚。
眠れぬ夜を過ごした翌日、改めて日本語で書かれたニュースを見て、マーシャの為に何が出来るだろうと必死で考えました。
ミモレのブログやインスタでせっかく沢山の方に見てもらえる場を与えてもらっているのだから、ウクライナの現状を伝えようと思い、ウクライナとロシアの関係を改めて調べ直したり、専門家の記事を読んでみたりしました。(正義がどこにあるのかなんて誰にも決められないことはもうわかってるのに。)
どんなに調べものをしていても、私の頭の中はひとつのことで一杯。
マーシャの家族を奪わないで。
本気で伝えたい事はそれだけでした。
でも、結局それが全てじゃないか。私がマーシャを想う様にひとりひとりが本気でそう思えたら、戦争を防ぐ事だって出来るんじゃないか。そう思わないと人類の未来に絶望してしまいそうだから、個人を無力だなんて絶対に思わないことにします。

漫画に登場するウクライナ人のマーシャとロシア人のアンナとはタイの語学学校で知り合い、学校帰りにカフェや海に行ったり、マーシャの弟がタイに遊びに来た時は4人で観光をしたりして、楽しい時間を一緒に過ごしました。
去年一昨年には、ジョージアで分からないことがあると、マーシャから色んなことを教えてもらいました。近くにいたのにコロナで会いに行けなかった事は本当に残念でなりませんが、またみんなで笑い会える日が来ると信じています。
どうか、マーシャと家族、友達、ウクライナの人々が無事であります様に。
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