おもてなしの流儀<9>和の食卓は「白い器」だけを集める_img0
 

お正月近くなると、はなぜか「和」の気分になりますよね。私がおすすめしたいのは、すべて「白い器」で揃えてみること。おもてなしの食卓でも、白い器は映えます。和の器は、土によって色味も違い、質感も違います。けれど、「白」なら、その違いがかえって美しく引き立つのです。洋の料理が似合うのもうれしいところ。形は円形だけでなく、四角や木瓜形などいろいろあるほうが楽しい。おもてなしで美しく料理を盛るポイントは、余白を多めにとって盛り付けること。器にもよりますが、少なくとも3割は余白を残しましょう。料理だけでなく、器も見せるつもりで盛ってみてくださいね。