ミモレの周年記念の特装ボックス、冬と春の受注会、そしてミモレストアのオープン当初からずっとで変わらず定番名品としてお届けしてきたボン マジックのバロックパールのピアス。今回は、ミモレストアのバイイングディレクターでもあるスタイリスト福田麻琴さんに、ボン マジックの白蝶&黒蝶のバロックピアス9㎜の魅力を語っていただきました。

ファッションがシンプルになっていく世代だからこそ、ちょうどいい存在感と品のある白蝶パールのピアスを

うっすらと着ているネイビーのニットの色を映す白蝶バロックパールのピアス。だからこそどんな服にもうまくなじんでくれます。
華奢でもボリューミーでもない絶妙なサイズ感の9㎜の白蝶バロックパールピアス。ひとつつけるだけで、シンプルカジュアルな着こなしに品を添えてくれます。ボン マジック白蝶バロックパールピアス9mm¥49500/mi-mollet STORE 
同じものがふたつとない天然のバロックパール。9㎜粒はほぼ真円に近いけれど、少しずつフォルムに凹凸があり、違った表情を見せてくれます。その違いが、ピアスへの愛着をさらに深めてくれるんです。ボン マジック白蝶バロックパールピアス9mm¥49500/mi-mollet STORE
Makoto's Comment
ことさらにトレンドを追い求めるわけでもなく、たくさん服が欲しいわけでもなく、自分がずっと好きな服、心地いいと感じる素材を長く丁寧に着たいと思うようになってきました。私の場合、それはネイビーのニットや白シャツ、黒のパンツやデニムなど、ごくごくシンプルでプレーンなもの。シンプルなものをシンプルに着てもいいのですが、時折それだと少し心許なく感じることがあります。でも、決していろいろ足してコーディネートを盛り立てたいわけでもない。そんなとき、ボン マジックの白蝶バロックパールのピアスがあったら、自信を持って素直に自分の“好き”を好きなように着られる気がします。

そして9㎜というボリューミーでも華奢でもない絶妙に存在感の出るサイズ。白に近いけれどグレー味を帯びた柔らかな色。真円に近いようで少しずつ個性のあるバロック。この3つが揃うことで、どんなファッションのテイストの方にも寄り添い、着こなしのポイントになってくれます。しかも着ている服や肌の色をうっすらと映すので、合わない服も似合わない人もありません。実際にボン マジックのピアスを持っている人の多くは、ほぼ365日つけているというのをよく聞いていましたが、実際に自分で手に取り、つけてみて納得しました。

30代半ばから憧れていた「黒蝶パール」。今がタイミングな気がしています

40代になり、艶やかな黒蝶バロックパールがなじむ肌になってきました。年齢を重ねることが素敵なこと、楽しいことだと思わせてくれるアイテムです。
ボン マジック黒蝶バロックパールピアス9mm¥55000/mi-mollet STORE トップス/サードマガジン スカート/アルディーノアール
ひと言では言い表せない、複雑でニュアンスのある黒蝶パールの色。それは見る角度や、光の加減によっても変わってきます。その曖昧さも黒蝶パールの魅力。ボン マジック黒蝶バロックパールピアス9mm¥55000/mi-mollet STORE
Makoto's Comment
30代半ばの頃から、黒蝶パールに憧れていました。当時はちょっと早いかなという思いもありましたが、40代になった今、まさにタイミングな気がしています。黒蝶の存在感に負けない自分になってきたからかもしれません(笑)。ただし、ちょっと遊び心が欲しいから個性のあるバロックで。チャコールグレーのようでもあり、カーキっぽさもあり、ブラウン味も感じる黒蝶パールは、黒を始め、ベージュやグレー、カーキ、もちろん白とも。たいていのベーシックカラーと相性がいいので、デイリーにつけることができます。たとえばオールブラックのコーディネート。白のパールでコントラストをつけるのもいいけれど、こんなふうに黒蝶でグラデーションにするのもさりげなくて上品なんですよね。

つける人も服も選ばない、でもしっかりと存在感を放つボン マジックのバロックパールのピアス。スタイリスト福田麻琴さんの視点で、また新たな魅力を教えてもらうことができました。

撮影/須藤敬一
ヘアメイク/久保フユミ
スタイリング/福田麻琴
取材・文/幸山梨奈
構成/朏亜希子(編集部)