こんにちは。本日は、mi-mollet STOREで販売をスタートした「HItsuki(ヒツキ)のアンティークレース付きのかごバッグ」についてご紹介させていただきます。「HItsuki(ヒツキ)」は、2018年にスタートしたブランド。デザイナーの武市 由さんの手によって、ひとつひとつ丁寧に作られていく籐のかごバッグは、手仕事ならではの温かな雰囲気が感じられます。
今回、バイイングディレクターの福田麻琴さんが以前から愛用しているヒツキのかごバッグに、デザイナー武市さんがパリやアメリカでコレクションしたアンティークレースをカバーとして仕立て、スペシャルなバッグが出来あがりました。
付け外しが可能なアンティークレースカバーは「ホワイトレース」と「縁取りレース」の2種類。どれも貴重なコレクションのレースから作っているため、ごく少数、数量限定販売となります。
1点1点表情の異なるレースと、武市さんの手仕事によって編み上げられたかごが組み合わさった、まさに世界でひとつだけのスペシャルなかごバッグ。そのこだわりの詳細をご紹介いたします。
【ホワイトレース】
可憐なホワイトのレースは、合わせる服を選ばない万能さ
カットワークと刺繍のバランスも可憐な一枚
カットワークと刺繍がちりばめられたホワイトレースは、見ているだけでうっとりとしてしまう美しさ。レースの華やかさもありながら、オールホワイトなので合わせるコーディネートを選ばない万能さも持ち合わせています。コットン素材のレースなので、デニムやニットなどとの相性も良く、デイリーに気負わず持てるのも良いところ。カットワークの部分からチラッと覗く籐とのコンビネーションも楽しい、オールシーズンお使いいただけるかごバッグです。
【縁取りレース】
グレージュの縁取りがシックな存在感
フラワー模様のレースが縁取られた上品な華やかさ
大振りな花模様のカットワークをグレージュで縁取ったシックなレースカバー。レースが目立ち、華やかさがある一方、グレージュの色味が上品で落ち着いた印象を与えます。シンプルなコーディネートに加えるだけで、一気にスタイルを印象的に見せてくれるこちらのバッグ。主役級の存在感とかごのカジュアルさがあいまった、まさに日常で使えるアートピース。夏のデニムの気軽さにも、冬のウールコートのシックさにも相性抜群です。
カバーを外して使ってもOK!
バスケット単体でもこだわりが濃縮された可愛さが満載
こちらのバッグは、アンティークレースのカバーを外して、籐のかごバッグ単体としてもお使いいただけます。ウッドボールの持ち手や、2種類の籐を使用して編んだデザインなど、レースを付けている時とまた違った可愛さの詰まったバスケットが楽しめます。今回、福田さんのリクエストで、入り口で結べる内袋をつけていただきました。中身の目隠し防止にもなる結び目は、アクセントにも。もちろん垂らして使っても良し、といろいろなアレンジでお楽しみいただけます。
バスケット部分には2種類の籐を使用
底と上部に使っている濃い色の籐(白籐に染色したもの)、中央で使っている皮籐(ナンタケットにも使用される籐)の異なる2種類を使い、デザインに奥行きと個性を持たせています。
「ずっと使えるかごバッグ作りが基本」というヒツキは、頑丈で軽い皮籐を使用しているのが特徴です。今回は、その軽さと頑丈さを持つ2種類の籐を使って、バスケット自体にもデザインを加えた作りに。そのため、レースカバーを外して単体で使用しても、バスケットの個性がスタイルに彩りを加えてくれます。
コロンとしたウッドビーズが可愛いハンドル部分
ハンドル部分には桜のウッドビーズが用いられています。コロンとした見た目も可愛いこちらの持ち手は、無垢材の手触りが心地よく、手に自然と馴染み、使うごとに艶も出てきます。
唯一無二の存在感のかごバッグが出来ました
いかがでしょうか。かごバッグを愛してやまない福田麻琴さんのこだわりと、ヒツキデザイナー武市さんの職人技とセンスが融合して、どこにもない美しいかごバッグが出来上がりました。持っている時はもちろん、置いているだけでも、その存在が気持ちを豊かにしてくれるこちらのかごバッグ。ぜひ日々のなかで楽しんでお使いいただけたら幸いです。
撮影/草間和博(TENT/静物)
須藤敬一(福田さん)
構成・文/朏亜希子(編集部)