
今春幼稚園に上がる息子のために、先日、銀行で入園料を払い込みました。その時、領収証と共に、合格祈願の鉛筆を渡され、「あれ?」と思いました。息子は確かに今回「プチお受験」を体験したのですが、なぜ鉛筆を渡されたのか。園が大学の附属であるために、払い込み先が大学となっており、銀行の窓口の係の方は、私が受験料を払い込んだと勘違いされたのかも知れません(以前、同銀行では、入学金の払い込み時にカラーペンが進呈されていたこともあるそうですが…)。
皆様の中には、お子さんが、あるいは姪御さん、甥御さんが受験生、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。私自身、日本では中学と大学の受験を経験しましたが、特に私たち姉弟の中学受験の際には、夕食のお弁当づくり、塾通いの送迎など、当時今の私と同じくらいの年齢だった親のサポートも大きかったように思います。
中学入試の結果は、もう出ている頃。希望通りにならなかった場合は、家族の温かい支えが必要でしょう。逆に、難関校といわれる学校に合格した場合は、天狗になって他人を見下すことのないよう、大人がしっかりと導くことも大事。さらに入学してからは、これまでと違って成績の良い子ばかりの中に身を置くことで、極端に自信を失って落ち込まないか、気にする必要もあったり。小学校、高校や大学受験においても、私が親の立場だったら、そういった点に気を配ると思います。
幼稚園プチ受験については、いずれまた我が家の経験をブログに少しだけ書くかも知れませんが…
もちろん、特段の試験を経ないお子さんも、どうぞ自信と希望を持って、入園、入学できますよう。さまざまな境遇にある繊細な時期の子どもたちを、私たちの年代がどう見守ることができるか。その責任を感じています。
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