パンツがバナリパ。今は、二子玉川店で見た白いフリルのトップスが欲しいです!

通りすがりの人の褒め言葉

先日、ダイアリーで大草編集長が、六本木のバナナリパブリックでお買い物をした話が載っていました。

私は約八年前のある日、同じお店でベージュのトレンチコートを試着していました。試着室からは出たものの、すぐにはお店の方に声をかけられず。その時、北米系とおぼしき男性が通りかかり、似合うという感じで頷いた後、「私があなただったら、それを買いますよ」と英語でただ一言。真顔で。それ以上、挨拶をするでもなく、しつこく話を続けるでもなく。この場面では、笑顔の「似合いますね」「素敵ですよ」より、馴れ馴れしくなくて、気が利いています。間違っても、何か他意や下心があるようには聞こえませんでした。

結局そのコートを買ったのですが、この通りすがりの人とのいい距離感、海外ではけっこう経験するし、私は心地よく感じます。もし「外国人と接する上で、スマートに振る舞うコツは?」と訊かれたら、一つは(主に欧米文化が適用される場合になりますが)「初めて会った人とでも、臆することなく程よい距離感でその場の会話を楽しむこと」。もちろん、悪意がありそうな人たちには気をつけて、毅然たる対応を取って下さい。会話と言っても、自分の語学力に応じて、難しいことを言う必要はありませんが、できれば軽いユーモアを交えて!

五年くらい前には、出張先のニューヨークのホテルのエレベーターで、乗り合わせた女性に "I like your coat." と言われました。その時、私は仕事で頭が一杯で、久々のシチュエーションにとっさに反応できず、今だにとても後悔しています。正解リアクションとしては、やはりにこやかにお礼を言って、相手の何かを褒めましょう!

世界人道サミットに向けて

さて、今回の教養ポイントですが、今年は5月に、トルコのイスタンブールで「世界人道サミット」が開かれることを知っておいて頂ければと思います。これに先立ち、2月9日、国連事務総長は「One Humanity: Shared Responsibility(人道理念は一つ、責任の共有を)」と題した報告書を発表。その中で、人道への課題として、国際社会が引き受けるべき5つの責任が具体的に示されています。かいつまんで言うと、1)紛争を予防し、終わらせる、2)人道規範を守る、3)誰も置き去りにしない、4)人道援助を届けることから援助のニーズを断つことへの移行、5)人道への投資。サミット開催前後には、その成果等についてブログで取り上げる予定です。

出典:国連広報センターHP