年間で勤める高座数は何と900席以上! 「もっともチケットが取りにくい噺家」と言われる春風亭一之輔さんは、ほぼ毎日寄席に出演し、さらには全国各地で独演会を行うほか、ラジオ番組のレギュラー4本、新聞、雑誌の連載を抱える超売れっ子です。そんな師匠の週刊朝日での人気連載『ああ、それ私よく知ってます。』をまとめたエッセイ集は一冊目『いちのすけのまくら』以来話題を集めて、早3冊目! 書籍『まくらの森の満開の下』が1月20日に上梓されます。

落語家・春風亭一之輔さんが誘う「落語」という魅惑の世界。『まくらの森の満開の下』_img0
 

誰もがテレビやラジオを通じて見たり聞いたりしたことのある“落語”ですが、ナマの落語に触れる機会は必ずしも多くないかもしれません。落語の“マクラ”を集めたような一之輔さんの軽妙なエッセイですが、落語を知らなくても、落語のマクラが何かが分からなくても大丈夫! 『まくらの森の満開の下』を手に取れば、一之輔さんと落語の魅力にきっと虜になるはずです。

 

春風亭一之輔 しゅんぷうてい いちのすけ
1978年1月28日生まれ、千葉県野田市出身。2001年3月に日本大学芸術学部を卒業、その年の5月に春風亭一朝(しゅんぷうてい いっちょう)に入門。7月に前座となる。前座名は朝左久。2004年11月に二ツ目昇進。一之輔と改名。メキメキと頭角を現し、2008年 平成19年度 国立演芸場花形演芸大賞銀賞、2010年には平成22年度NHK新人演芸大賞、文化庁芸術祭新人賞など数々の賞を総なめにする。2012年3月に21人抜きで真打に昇進。2020年4月と5月にはYouTube『春風亭一之輔チャンネル』にて無観客高座の無料生配信を行い、話題に。国内外、場所を問わず活躍し、テレビやラジオへの出演、書籍やCD、DVDの出版などで落語の魅力を老若男女に伝え続けている。

一之輔さんの出演情報などは公式ホームページにてチェックを。