ニュアンスヘアに憧れはあっても、アイロンについては「使うのが面倒」とか「コンサバになりそう」なんて理由で、眠らせたままにしていませんか? 実は今、ミドル世代もアイロンで作るカールスタイルの人気が再燃しているんです! そこで今回は、直毛&多毛の人でもきれいに決まる、今どきアイロンテクニックを紹介します。
白髪染め必須な場合、パーマをかけることを断念する人も多くなりますが、アイロンなら即、華やかで多幸感のあるカールスタイルが楽しめるため、「久しぶりに挑戦したい!」という声が増えています。シンプルなひとつ結びもおしゃれにキマるので、春夏のまとめ髪シーズンに、ぜひマスターしてみましょう。
教えてくれたのはこの方!
MAGNOLiA表参道 HINATAさん
軽やかで女性らしいヘアデザインに定評のあるHINATAさんは、ヘアアイロンやブローで簡単にカール感を作れるカット法がお得意。アイロン風パーマのオーダーも多く、Z世代からミセスまで幅広い層の女性たちに人気のスタイリスト。
Before
「量はやや多めのストレートヘアです。そのため、アイロンは時間がかかるしボリュームも出てしまうため、自分では難しいです」(丸尾さん)
今どき感あるアイロンテクニックを
HINATAさんがアドバイス!
POINT1
カールは“中間部分”を
メインに作る
今どき感のある巻き方は、決してやり過ぎないこと。「毛先までクルクル巻き込むのではなく、毛束の中間だけに1カール巻きます。その際、表面と内側は分けて行うことでカールとカールが不規則に重なって、透け感や空気感のある仕上がりになります」
毛量の多い人は内側、真ん中、表面の3層に分けて巻きます。最初に内側から巻くので、邪魔な毛束はクリップを使って寄せておきます。アイロンをやや寝かせ気味に入れて耳後ろの毛束の中間部分を挟んだら、クルンと内巻きに1回転します。その後、この位置でアイロンを外します(毛先まで滑らせない)
POINT2
毛先は外ハネにクセ付けをする
「毛先は外に跳ねさせるのが今っぽさのポイントです。中間を巻いた後、毛先だけにアイロンを入れて外に半回転しましょう」
毛先を外ハネにする際、最初にアイロンを入れた中間部分に指を入れて支えておくと、滑らかなSカールが形状されやすいです。バックも同じように巻きますが、指キープが難しい人は中間と毛先それぞれ同じように巻くだけでOK。
この後、最初に3層に分けた“真ん中の層”も同じように巻きましょう。
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