長らくストンとしたシンプルなボブがブームでしたが、この春はカットで軽やかさをプラスしたスウィングスタイルがトレンド。ボブ派の人も、毛先や顔周りにほんのり遊びを加えて透け感を足すだけで新鮮な印象にチェンジできます。そんな、春らしいフレッシュなボブを3スタイル、さらに外ハネボブをきれいに作るキープ力の高いスタイリング法を紹介します。

 

毛先の抜け感でさわやかさをアピール。
好感度の高いスウィングボブ

 

巻渕朋未さん

程よく軽さのあるボブは、春の優しい色のファッションにもマッチ。ベースは顎下のボブですが、毛先を切りっぱなしにせず、はさみを縦に入れるチョップカットを加えることで裾側に抜け感と動きを足しました。束感が出やすいヘアバームでスタイリングすると、デザインにメリハリがついてツヤっぽさのある若々しい印象に。
担当スタイリスト・本木亜美さん(THE GARDEN TOKYO)

Side&Back
シンプルなカットラインですが、毛先側が外ハネになるだけで垢抜け感ある横顔に。クセのある人でも悪目立ちしないのが外ハネヘアのうれしい点!


攻め感が絶妙でおしゃれ!
外ハネボブ×グレージュカラー

 

浅野一都さん

レングスを顎上に設定したミニボブは、ダメージの少ないブリーチ後にグレージュカラーを被せて、モードカジュアルな雰囲気を演出。アイロンで毛先を外ハネにスタイリングすると、軽やかさが出て首元もすっきりきまります。肌の色もワントーンアップして見えるので、透明感が欲しい人にもおすすめ。
担当スタイリスト・久住桃子さん(BEAUTRIUM南青山)

Side&Back
サイドを耳掛けするとバランス力アップ。明るめカラーの透明感も際立ちます。


スクエアボブの顔周りに
アクセントを足してプチモードに

 

孫 麗さん

前髪を眉上で一直線に切り揃えた、クールな印象のスクエアボブ。顔周りの毛束だけ独立するように短くカットし、毛先側を間引きました。このアクションがあるだけで、輪郭も自然にカバーしておしゃれな雰囲気がアップします。こだわり感をアピールしつつ、どこか柔らかさを感じるデザインなので大人世代にこそぜひ。
担当スタイリスト・下山真由美さん(HAIR SALON Praha)

Side&Back
しっかり段差のあるカットラインがハイセンスですが、耳掛けするとシンプルなボブにも見えるので2WAYを楽しめます。

耳掛けで印象をチェンジ!

 

サイドを耳掛けして毛先をほんのり外ハネに。スタイリングだけで簡単にイメージが変化するのも魅力です。

 
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