映画やドラマ・KPOPを始め、食やコスメなど多くの女性を魅了している韓国カルチャー。中でも「試さずにはいられない!」とドハマリしているのが韓国コスメ。コロナ禍で韓国カルチャーを体験できるとあって新大久保界隈は最新の韓国コスメを試せる人気エリアになったのは皆さんもご存知の通り!
最新の美容成分を使った今ドキな商品をはじめ、メイク理論にも学ぶことが多い一方で、「いい大人が10〜20代が使っているコスメを使うのもね……」という遠慮がちな声も。
そこで「韓国ツウ」でもあるお二人に最新の韓国コスメ事情と、大人仕様の簡単韓国メイクを教えてもらいました。
韓国コスメ事情を知る美容エディターに聞く
韓国のビューティトレンドは今、どうなっているの?
コロナ禍で海外渡航の規制が緩和されたと同時に、韓国へ向かった美容エディターの橋本優香さん。ユニット名の韓ドラ姉妹としてコロナ禍で爆発的ヒットとなった韓ドラのロケ地を巡るガイドブック『韓国ドラマ聖地巡礼』(徳間書店)を制作するにあたり、ロケ地取材を行いながら、最新のKビューティもしっかりリサーチしていたそう。そこで、今、流行りの韓国コスメについて教えてもらいました。
美容エディター/橋本優香
出版社、WEBディレクターの勤務を経て、フリーランスに。美容エディターとして15年のキャリアを生かし、メイクからスキンケア・ヘルスなど幅広いジャンルを担当。最近では食やペットフードの著書も多数。自身も韓ドラ好きで「本で紹介している中でのお気に入りは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』、最近観たものでは『クイーンメーカー』かな!」。韓ドラ姉妹のインスタグラムのアカウントはこちら。
Q:韓国コスメの昔と今、大きく異なる点といえば?
今の韓国のアイドルや女優さんを見てわかるように、モリモリなメイクはまったく流行っていません。今は水光肌を活かしたナチュラルメイクがこの2〜3年のトレンドになっています。だから、メイクといえどもベースメイクさえできてしまえば、後はリップとチークとアイシャドウ……という人がほとんどですね(眉やアイライナーはアートメイクをしているため、メイクの必要性がないんです)。
Q:スキンケアのトレンドはどうなっている?
マスク解禁ということもあって、スキンケアはたるみ系の美容施術が流行っています。ソウルにあるリノボ皮膚科は日本人の押し寄せる人気の美容クリニックで、たるみの施術をたくさん用意しています。
その他、商品カテゴリーでいうとシートマスクに注目。日常ケアの大容量のシートマスクに代わって、高濃度の美容成分がたっぷり入った集中ケアタイプのシートマスクがヒット! ヒノキ水81%配合の「ナンバーズイン(numbuzin)」、復活草配合の「アビブ(Abib)」、「ハクスリー(Huxley)」のサボテンシードのマスクなどがミモレ読者におすすめ。成分を見てもらうと一目瞭然ですが韓国も自然志向に傾いていて、クリーンビューティ・ビーガン処方が満載です。
Q:韓国といえば、ツヤツヤの肌を思い浮かべますが、ベースメイクの今のトレンドは?
「毛穴レス」「発光肌」が流行り。韓国に行くとショップの店員さんの肌もツヤツヤに発光していて、とにかく毛穴が見当たらない! この肌をキープする方法を店員さんに聞くと、「スキンケア+化粧下地は必須」と話していました。
なかでも、「ウォンジョンヨ(Wonjungyo)」のトーンアップベースはとにかく秀逸。他には、「コスノリ(COSNORI)」のユアースキンドレストーンアップベースや「デュイセル(DEWYCEL)」のフィルタリングクリームも発光肌に欠かせないおすすめアイテムですね。また、「ティルティル(TIRTIR)」のマスクフィットレッドクッションは韓国でバカ売れしていると聞き、試しに買ってきました!
『韓国ドラマ聖地巡礼 ドラマで見たあの名所を巡る』
編 韓ドラ♡姉妹
定価 ¥1760 徳間書店
Amazonはこちら
日本で大人気の韓国ドラマのロケ地巡りガイドブック。『愛の不時着』『梨泰院クラス』の二大名作ドラマはもちろん、『ヴィンチェンツオ』『二十五、二十一』『賢い医師生活』『女神降臨』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『その年、私たちは』『私たちのブルース』『海街チャ・チャ・チャ』『社内お見合い』など、韓国ドラマの名シーンや登場するショップ、レストラン・カフェなどを紹介。
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