デトックスという言葉に弱いお年頃。カリスマ足ツボ師、Mattyさんが開発したという「解毒棒」なるものが売れているという噂をキャッチしました。
Mattyさんのサロンには、あの君島十和子さまも通っていて、十和子さまはサロンに通いはじめてから脚がむくみにくくなり、ボディラインがさらに整ったということ! ふむふむ。興味津々で「Matty式マッサージが自宅でできる! 脂肪とり! むくみとり! こりとり! 解毒棒」(講談社)を試してみることに。

小さめのブーメランのような解毒棒はMattyさんの手のカーブや関節などを忠実に再現。親指や人差し指の間の水かき部分や、指の幅や厚みなど、カリスマ足ツボ師の黄金の手でセルフマッサージできるってわけ。テキストを見ながらマネしてみましたが、ここのカーブを使う、この親指部分を面で押す、など解説が具体的なので簡単。これなら誰でも実践できそう。皮膚の奥から老廃物をぐりぐりと押し流し、ツボをピンポイントで刺激できます。徐々に血が巡ってくるのを実感。きっとリンパも流れてきたはず! 身体がなんだかぽかぽかしてきました。

効果的なツボ押しやセルフマッサージが自宅できる解毒棒つきテキスト。「Matty式マッサージが自宅でできる! 脂肪とり! むくみとり! こりとり! 解毒棒」(講談社)Matty著 ¥1380
手のひらにおさまるサイズの解毒棒。カリスマ足ツボ師Mattyさんの親指やひとさし指の関節、水かき部分のカーブなどを再現した部分でぐりぐり刺激。

そしてうれしいのは、リフトアップを狙う顔まわりのこりとりマッサージもレクチャーしてくれること! こめかみや首筋を痛気持ちよ~くなるまで刺激。顔まわりってダイエットしてもなかなか引き締まらなくって、これまた悩みなんですよね。どうしても顔のパーツパーツがぼやけた印象になって、疲れるとどよ~んとオバ顔に…それが解決するならもう、わらにもすがりたい感じ。あわせて目の下のクマなど気になる悩みも解消するツボ押しも実践。マッサージすることで筋肉の運動効果が得られてリフトアップし、たるみやむくみが改善して引き締まった小顔になるんです。Mattyさんによると血行が良くなることで美肌効果も期待できるとか! Matty式マッサージによって尿からの老廃物の排出量が通常の7倍に上がったという実験データもあるそう。

片手で収まるサイズだからどこにでも携帯したくなる。なんなら電車でスマホいじる代わりに解毒棒でぐりぐりしたい~(さすがにしませんが)。それくらい習慣になるともう手放せません。今、原稿を書いている間も首や肩をツボ押し中。視界がさっと広がるようなシャキッと感があるんですよね。ぼやけたパーツにさよならしたいなら、解毒棒に頼ってみて。 

  • Mattyさんの親指と同じシェイプの先端でこめかみをじわ~っと3秒間押す。イタ気持ちいいくらいの強さで10回繰り返す。
  • 解毒棒の側面をフェイスラインにあて、手首を内側に返しながらポンポンと引き上げる。1か所10回をまんべんなく行う。
  • 耳の下から首筋にそって鎖骨まで、上から下へと押し流すように刺激。首筋を3ブロックほどに分けて1か所10回ずつ行う。


Matty(マティ)/台湾で修行し、20年以上のキャリアを持つ足ツボ師。著書に「「Matty式 足ツボ10分解毒マッサージ」(ワニブックス)など。自宅でMatty式メソッドを誰でも実践できる解毒棒を考案。

PROFILE

間庭典子/フリーライター。取材をきっかけに走りはじめ、ランニングやゴルフなどウェルネス関係の分野でも活躍。