酒井貴生さんの写真に続き、mi-mollet STOREのアート作品第二弾となる、版画家・平澤まり子さんのドローイング。羽の生えた馬を描いた「天使になった馬」、天使と鳥がモチーフの「愉しい会話」の2作品をご紹介しています。今回は、以前から平澤さんの作品がお好きというミモレブロガーの山根亜希子さんに、2作品をご自宅で飾っていただきました。さあ、どんなふうに取り入れたのか? 早速、見せていただきましょう。
一日、守ってもらえそう! そんな気持ちになる「天使になった馬」は玄関に
「平澤まりこさんの絵は、以前CASICAのイベントで初めて拝見しました。筆で書いたような滑らかな曲線が日本画のようでもあり、とても好みで印象に残っています。その後、ジャムと焼き菓子のお店『ロミユニ』で、クリスマス限定のノエル缶のデザインを平澤さんがされていて! もともと好きなロミユニと平澤さんのコラボに嬉しくなり、その年の友人へのクリスマスプレゼントにしました。ちなみに、缶も羽根のある馬がモチーフでとっても可愛らしいんです。
『天使になった馬』は、最近模様替えをしたお玄関の小さなテーブルの上に飾ってみました。鍵を取って出かける、ふとした瞬間にこの絵を見ると、今日一日、守ってもらえそう! そんな気持ちになります。夜にキャンドルを灯すと、日中とは絵の雰囲気が変わるんです。神秘的で、なんというか大切な人と自分を繋いでくれるような……。就寝前の短い時間でも、深呼吸をしてゆったりと眺めていたら、心がすっと落ち着くのを感じました。もしかして、ここに『天使になった馬』を飾るために模様替えだったのかも……(笑)」
リビングの一角に「愉しい会話」を。目に入るたびにちょっと口角が上がるような、そんなスペースに
「天使と鳥が仲良く飛んでいる「愉しい会話」は、リビングの一角に。私も夫も動物モチーフが好きで、置き物、絵画、お人形など、家のところどころに飾っています(幸山さんには“山根動物園”と呼ばれてます笑)。ここは普段から友人が描いた絵やお花を飾っているコーナーなんです。そこに新たな仲間が加わったようでとても気に入っています。目に入るたびにちょっと口角が上がるような、そんなスペースになりました。
ふたつの絵を飾ってみて、平澤さんの絵はリビングの洋花とも、お玄関のお正月のお花とも、どちらにも合うのが嬉しい驚きでした。絵を飾って、自分のお気に入りのスペースを作る。年々こういうことが大事に思えてきます。平澤さんの絵は、今の私に寄り添ってくれる素敵な二枚でした」
心に寄り添い、豊かな気持ちにしてくれる平澤まり子さんの作品。期間限定、数量限定のため、気になった方はぜひお早めにチェックしてみてください。