「リネンストール」の”滑らかじゃない”質感がマットなウールニットやコートの着こなしのアクセントに
「ストールはウールもカシミヤも大好きでよく使っています。が、たまになんだか”まとまりすぎる”と感じることがあるんです。ニットにしてもコートにしてもウールやカシミヤの滑らかな質感に、同じような質感のストールを合わせると。そんなとき、ネップ(糸の繊維が絡んでできる不規則な節)のあるリネンのストールだと、素材感の違いで、いい具合にストールの”異質感”がポイントになってくれます。リネンは夏の素材という印象がありますが、保温性があり、冬にもちょうどいい素材。ぜひ春夏だけじゃなく、なんだかコーデがまとまりすぎるな、メリハリがないなと感じたときにぜひ取り入れてみてください」
マットなウール素材のニットやワンピース。表面感のあるリネンストールがいい仕事をしてくれる!
冬の大定番ウールのニットは滑らかでマットな質感。そこにに凹凸のあるリネンストールを合わせることで、素材感の違いで着こなしが立体的に。しかもリネンストールだからこその繊細な裾のフリンジのおかげで着こなしに動きが出て軽やかになるんですよね。あとウールよりも厚みのないリネンのストールはぐるぐるっと巻いたときにボリュームが出すぎず、ほどよく顔が埋もれるところもいい!
ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.)
構成・文/幸山梨奈
前回記事「【冬コートの種類別コーデ】ダウン、ショート丈アウターはどう着る?スタイルアップの秘訣は?」>>
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