美容家・神崎恵の新著『一生ものの基礎知識 美容の教科書』の編集を担当した大森(ミモレ前編集長)。美容家・神崎恵の正体を暴きながら(!?)、刊行の経緯を紐解きます。

ご無沙汰しております。そして、もちろんはじめましての方も多いかと思います。川良編集長の前に編集長をしていた大森です。今は『VOCE』という美容メディアに籍を置き、雑誌を作りながら、メンズ美容の漫画YouTubeを担当しております。そして、直近では美容家・神崎恵さんの書籍を担当しました。

初めは私も「神崎恵」を誤解してました


「ずっと(異性から)モテるための美容的tipsを伝授している方なのかと勘違いしてました。だから、連載の担当になった時は、魅力をきちんと理解できるかなって不安だったんですよ。年齢は近いけれど、絶対に友達にはなれないタイプだとどこかで日和ってしまう部分もありましたし。けど、もう大丈夫です。こんな人なのかとわかったからには、神崎恵を食わず嫌いしている人を、この世からできるだけ減らしたいですね」というようなことを本人に伝えたこともありました。長年美容担当をしていたわりには、神崎さんと知り合った年月は3、4年と浅く。だけれど、腹をわった分、関わりは濃く、とでも言うのでしょうか。

「“神崎恵”的なるものが苦手な方のために」担当編集者が語る当代きっての美容家の正体_img0
初夏から二人で月曜日と水曜日の週2回配信中のpodcast『WONT』を始めました。互いにドタバタしており、仕事にしないとなかなか会えない昨今、本気で近況報告しあってもいます。

そんなこんなで、互いに本音でぶつかり合っていたら根っこの部分で共鳴し合い、遂には雑談Podcast『WONT』を始めるほどになっていました。当初、神崎さんからは「美容の話以外がしたいから、一緒にやらない?」と誘われたのですが、「当代きっての美容家に、美容編集者の私が、美容以外の話をしよう」と言われたというのは実に苦笑いなエピソードなわけなのですが。とはいえ、私たちは公私問わず、会えば「どうやってこの社会に関わっていくか」「その中でいったい何をするべきなのか」というような話をすることが多かったから、道理なのかもしれません。

 

大丈夫です。話は逸れているようで、逸れていません。

「“神崎恵”的なるものが苦手な方のために」担当編集者が語る当代きっての美容家の正体_img1
シングルマザーとして思いやキャリアの話から、「納豆の賞味期限っていつまで?」のような話題まで、幅広く(美容以外の話を!!)話しています。