先日、またしても昭和ナイトを開催したホッタです。いつものメンバーで行くと、毎度おなじみの持ち歌をぐるぐると歌い続けることになるわけなんですが、まったく飽きない! それどころか、むしろそれが楽しくて気持ちいい。なんなんでしょう。中年以降、だんだん新しいことが億劫になるって、もしかしてこういうこと??(それを昭和ナイトで実感するっていうのも、いかがなものか)
ハイ、気を取り直して。先週は「マイベーシック」についてあれこれ書きましたが、ワードローブを語るうえで外せないのがデニムです。デニムこそ最新トレンドのものを、というのはオサレピーポーの間ではお約束。もしかすると他のどのアイテムよりも、トレンドを先取りして、“今”のものを取り入れていくことが重要かもしれません。
でも一方で、いろいろな形や色がありすぎて、一体どれを買ったらいいのかわからない~というのも正直なところ。いくらワイドデニムが流行っていると言われても、背の小さい私にはやはりバランスの限界を感じずにはいられないし(もはや竹馬とか履きたい気持ちになるのは私だけ??)、スキニーデニムがイケてるのはわかっていても、脚の形と長さがイメージとはだいぶ違うんすけど・・・。などなど、自分の現実を突きつけられてしょんぼりしてしまいがち。今まで数々のデニムにトライ&エラーを繰り返してきた私ですが、とうとう、自分的正解を見つけてしまいました!
じゃん! レッドカードの“rhythm”というモデルです。着心地の良さを追求したジャパニーズブランドでありながら、すべてのつくりが本格的。本気のヴィンテージデニム=昔のものや海外ブランドのもの、ってどうしても日本人女性がカッコよく着るのが難しかったりするのですが、これは心配ご無用。だって、今を生きる私たちのために計算しつくされたフォルムだから!
あと、実は私、キュンキュン伸びるストレッチデニムが苦手なのですが、これはノーストレッチ。さらに、しっかり男前な表情のヘビーオンス。なのに、履き心地はコンフォタブルっていう・・・デザインと素材、技術の進歩に心からお礼を言いたくなりますよ。
自信が持てるデニムが見つかると、何がいいっておしゃれの幅を広げられるところ。安心して頼れるデニムが、さまざまなテイストのトップスを受け止めてくれるのです。
例えばこの日。トップスに選んだのはフレアスリーブのブラウス。これ、私のワードローブの中ではかなりのふんわりシルエットで、自分的にはいつもと“芸風”が違う、チャレンジングなアイテム。でも、このデニムと合わせることで、一気に自分に寄り添ったスタイリングになってくれます。
こんな風に、たったひとつでいいから、自分らしくいられて信頼できるアイテムがあるだけで、おしゃれの幅はぐーんと広げられるんですね。新しいアイテムにトライするときに、軸となるボトムスがあるというのはものすごく心強いこと。このデニム合わせで、あんな芸風やこんな芸風にも挑戦してみよーっと。
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