年齢を重ねて「これが私の手」と愛せるように

【美容の断捨離】ボディスクラブをネイルや手の甲にも使うと簡単なのに見違える仕上がり【松本千登世・美香】_img0
 

――手のケアに関して、これはやめたとか、やらないとか決めていることはありますでしょうか?

美香 本当は手の甲の紫外線ケアをもっとやりたいんだけど、やれていなくて。車を運転しているときって、手の甲のシミがすごく目に入ってきて気になるじゃないですか。だから……って、これ、やめたケアじゃないですね、むしろ追加したいケアですね(笑)。

松本 私は爪の長さをやめたというか、ある頃から爪を短くするようになりました。手が小さいのがコンプレックスだったので、以前は爪を長くして手を大人っぽく見せよう、と思っていたんです。でも今は、手の小さい私が私、という考え方に変わって。大人っぽさより、清潔感とか健康的な感じとか、そういうのを重視するようになりました。それで爪も短くなったんです。

美香 私も手が小さいのがコンプレックスだけど、まだその心境にはなれないなあ。だから撮影があると、いつもより1,2ミリ長めのスカルプをつけたりして、何とか大きく見せようとあがいています。

 

――変わらずずっと続けているケアについても教えていただけますか?

美香 ネイルカラーをやめることはたぶん一生ないと思います。すごく疲れていて余力がないときでも、私は透明のマニキュアは絶対に塗るんですよ。やっぱり艶があると綺麗に見えるのは、髪も爪も一緒だと思うから。

松本 30代の頃は、子供っぽい手というコンプレックスをごまかすためにごっつい指輪をしていたんです。ANTONINIの指輪とか。で、40代になって指輪をやめて、今50代になって、今度は繊細なものを着けるようになりました。ずっとダイヤの指輪に憧れがあったんですけど、私には似合わないよね、と諦めていたんですよね。でもこうして年齢を重ねてシミやシワが出てくると、ダイヤも嫌味じゃないかなと思うようになって。

美香 松本さんはヌードな爪だからこそ、繊細な指輪が引き立ちますよね。思わず「どこの指輪?」って聞きたくなっちゃう。