こんにちは、エディターの昼田です。

パニック障害を克服、やりたいことに動き出せる自分になって、夫が自然に片づけ始めた!やった人から嘘のように変化していく「服捨て」のパワー【エディター昼田祥子】_img0
今週はプライベートでベトナムに行っていました。シャツ/アパルトモン ドゥーズィエムクラス Tシャツ、パンツ/ユニクロ

今日が最終回です。

2019年に「服捨て」が完了したとき、クローゼットは何度見てもニヤニヤできる場所になっていました。ラックから服が飛び出し、引き出しの中もぐちゃぐちゃだったかつてのクローゼットを一枚くらい撮っておけばよかったと、今となっては思います(笑)。

捨てることで、私の内側(マインド)は大きく変化しました。

 

HSPの傾向がある私は、他人の顔色を必要以上に気にしたり、自分のことを口にするのが苦手。人間関係のストレスが多く、生きづらいのは仕方がないと諦めていました。

それが今、毎日2本ラジオでお話ししたり、セミナーやカウンセリングを楽しくやらせていただくとは! もはやキャラ変ですよ(笑)。 以前の私がどれほど暗くて、鬱々とした日々を過ごしていたかをお話すると、みなさん驚かれます笑。

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タンクトップ/グレイコード パンツ/ユニクロ

だから、私は言いたいんです。

ねぇ、聞いて、モノを捨てるって本当にすごいんだから!
本当に本当にすごいんだよ!

私は世界で一番”手放すこと”に熱狂している人だと思います。ただ捨てるだけで人生を、いやキャラクターまでも変化させてしまう、恐ろしいほどのパワーを知ってしまった人間として、言わずにはいられないのです。

捨てた人から、ラクになり、楽しくなる。
捨てた人から、やりたい方向へと自然に道がひらけてくる。
捨てた人から、願ったものが手に入る。

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「服捨て」でどんな変化があったのか。みなさんのエピソードも聞いてみたいと思って「服捨てお茶会」をオンラインで開催!
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それぞれのストーリーは、聞いているだけでも勇気がもらえます!

私の元に寄せられた、みなさんの人生の変化。一部をご紹介しますね!

「実家においてあった段ボールを処分したら、夫の念願が叶って、米国駐在が急に決定しました。捨ててしまっても日々の生活になんの影響もないモノってこんなにたくさんあるのか!と思うくらい毎日捨てていますが、まだまだ手放せるものがありそうです」

「片付けしたことでスペースができ、動きやすくなったからか、家族が料理を手伝ってくれるようになったんですよ」

「私がいろんなモノを捨てたことで、夫も自然とモノを捨て始めました。絶対に無理だと思っていた実家の片付けも、親に話してみたらすんなりOK。1フロア分の空いたスペースを使ってできることを考えたら、ワクワクします!」

「昼田さんのいう”捨てたら入ってくる”はちょこちょこ経験していたのですが、今回は人生を変えるほどの出来事がやってきました。引越しに合わせて大掛かりな掃除を決行し、かなり捨てたんです。その後、今までやりたいと思っていた講師の仕事の第一歩としてダメもとで応募したところ、4日後に講師として授業を受け持つことが決定! まだ少人数ですが、いつか50人以上の生徒さんを受け持つことも夢じゃないんだと思えるようになりました」

「他人から見れば羨ましいと思われるような状況を手に入れていても不満感や閉塞感が常にありました。変わりたいと願い、自己啓発本を読み漁り、試行錯誤し、必死にもがいていたときは何も変わらなかったのに、何も考えずに衝動に任せて物を捨てただけで、なんの苦労もなく、いきなりガラリと日常が変わったんです。なんだか1日がスムーズに進むんです。昼田さんの言葉を信じると決めた過去の自分を誇らしく思います。人生が動き出しました!本当にありがとうございます」

パニック障害を克服、やりたいことに動き出せる自分になって、夫が自然に片づけ始めた!やった人から嘘のように変化していく「服捨て」のパワー【エディター昼田祥子】_img4
ご自身の体験をシェアしていただくことで、誰かの気づきになる。お茶会はまた開催したいなと思いました!

「駅で衣類のリサイクル広告を見つけたので、気分ではないけれど1本は持っておいた方がいいと思っていたデニムを手放すことに。そこから少しして、ふと、メルカリを見てみたら、以前欲しいと思っていたけれど完売していて手に入らなかったデニムが新品タグ付きであったんです。見つけたとき、昼田さ〜ん!! と心の中で叫びました笑。やっぱり”捨てたら入ってくるという法則” は間違いないと体験できて嬉しかったです」

「自信のなさから、せめておしゃれに見られたい! お母さんぽくないよね! イケてるね! って思われたい! と思って大量の服を持っていました。本を読み、この思考に気づくことができ服を300枚も手放すことができました。今は会社員ですが、将来的にやりたいことに向けて、インスタで発信を始めてみたり、資格を取りに行ったり、代行でレッスンもできるようにできるようになりました。私の中ではとても大きな変化を感じています」

「若い頃に電車でパニック障害になってから、怖くて電車に乗れなくなってしまいました。それが先日、電車に乗れたんです。もしも発作が起きたら、と思うと怖かったんですが、なったらなったでいいか、と思えたんですよ。こんなにマインドが変化したのは片付けをしたからだと思います

みなさん「服捨て」でそれぞれに人生を動かしています。つまりこれは絶対の法則なのです。

私はずっとおしゃれと褒められたいと思って生きてきたけれど、誰かに「ありがとう」と言ってもらえることがこんなに嬉しいなんて。勇気を出して自分の体験をシェアしてよかった。2年間たくさんの方に読んでいただき、本当にありがとうございました!

※昼田祥子さんの連載『ファッションエディター昼田祥子 断捨離で見えた私と服の新しい関係』は、今回が最終回となります。これまでお読みくださりありがとうございました。9月中旬より昼田さんの新しい連載が始まりますので、どうぞお楽しみに!

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<新刊紹介>
『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』

著・昼田祥子
¥1540(税込)
講談社

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「朝日新聞」「CLASSY.」「リンネル」「日経WOMAN」など、各メディアで話題! たちまち7刷の話題作。

クローゼットに収納術はいりません。
「クローゼット=本当の自分」にできれば、勝手に整うものだから。
ただ、自分の心地よさに従うこと。
本来の自分を生きるという覚悟を決めること。
捨てられずに人生を詰まらせているものに向き合い、手放していけたとき、人生はすごい速さで自分でも思いがけない方向に進んでいきます。
1000枚の服を溜め込んだファッション雑誌編集者の人生を変えた「服捨て」体験と、誰でもできるその方法を伝えます。 


着用・文/昼田祥子
構成/出原杏子
 
 
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