若い子を無料キャバクラ扱い事件が頻発


ちなみに、社会人になりたての20代前半の子が、40代以上の男性にサシでご飯に誘われて、断れずに行ったら、終始自慢話を聞かされ続けた、自分の話を延々聞かされ、無料キャバクラ扱いされたというような話って、本当によく聞くんです。ご飯を奢っているのだから話を聞いてもらうのは当然という意見もあるかもしれませんが、自分の話ばかりされると次も一緒に行きたいとは思えないものです。

キャバクラは、高いお金を払ってプロのサービスを受けるからこそ、一方的に話を聞いてもらえるのであって、そうではない場合、人と人とのコミュニケーションは双方向であるべきだと思うのです。筆者も経験がありますが、そこから人生経験を重ねて悟ったのは、「良識のある40代以上はそもそも20代前半をサシで食事には誘わない」という当たり前の真理。だからついて行くと高確率で事故るのですが、20代前半でそれを察知しろっていうのも酷な話なのかもしれません。

年下女性は「無料キャバクラ」じゃない!おじさんと若い女性の友情が成立しづらい理由_img0
 


年が離れていると心の距離も遠い


人間関係って、結局「距離感」だなって思うんです。

例えば、

・連絡する度に最近こちらがSNSで呟いていたことに言及してくる(監視されている?! と怖くなる)
・送って欲しい、と言っていないのにツーショットを送ってくる
・長文を送ってくる
・やたら絵文字だらけのメッセージを送ってくる
・そんなに仲良くもないのにサシでの食事に誘われる

みたいなことって、上の世代からされると結構「うっ」と来るものなんです。え、それ同世代からでもされたらキツくない? というツッコミはあると思うのですが、年が近いというだけで心の距離って近くなるので、年の離れた人からされるよりは比較的「うっ」となりにくいのかな、と思います。

年下女性は「無料キャバクラ」じゃない!おじさんと若い女性の友情が成立しづらい理由_img1
 

「年が離れている」というだけでスタート地点での距離ってだいぶあるんですよね。だからより慎重に詰めていく必要があると思います。距離感って、一歩一歩、互いの反応を見ながら徐々に詰めていくものだと思うんですけど、たまに「え、ワープした?!」「気が付いたら背後にいるんですけど!」みたいな人がいて、そういう距離の詰め方がおかしい人に対しては「怖い」と感じてしまうんですよね。人間関係って本当にデリケートで、壊れるのは一瞬。一度でも怖いと感じたら、修復はありえないと感じます。