③ 今回の最新コートは、2つの異ブランドのコートが合体したデザインかも?
以前着用されていた時のキャサリン妃がこちらですが、コートにも注目です!
まず、上の画像は昨年キャサリン妃が同じお帽子を被られた時のものです。帽子だけでなく、ドレスコートのデザインも襟からウエストにかけて、なんだか似ているように感じませんか? 首元から少し立たせて、着物やベストかのごとく美しくあわさったネックラインが、今回のコートと似ている気がします。
同時に浮かんだのが、下の画像。これも昨年のキャサリン妃ですが、この時にはテーラードの衿に、ウエストに2つボタンがアクセントになったデザインと、スリムなシルエットがより今回の最新ドレスコートと似ています。ちなみに、こちらはアレキサンダー・マックイーンのもので、似ていても不思議はないのですが、この時マフラーで隠されている胸元に上のコートのような襟をプラスすることでベストのように見えるだけでなく、一枚でサマになってくれるありがたいデザインへと進化を遂げています。
前回、お伝えしたラニア王妃のグレー系ジャケット(アレキサンダー・マックイーン)も似たような個性的なデザインが施されていましたね。
上のエポニーヌと下のアレキサンダー・マックイーン、どちらも英国発のブランド。本来のテイストは異なりますが、”キャサリン妃スタイル”という軸で合体すると、こんなにロイヤルらしくスタイリッシュなドレスコートになることに感動しました。
④ 外交的な場で意外な“シャネル”をチョイス
全身をワントーンでまとめたこの日のコーデで、最も意外だったのがバッグ選び。
とはいっても、とっても素敵だったんです! 2017年フランスを公式訪問された際に購入された、いわばご結婚後初のシャネルバッグ。キルティングに、ゴールドのCCロゴ、エナメルのハンドルがついた、一見個性的に思えるデザインですが、これまで実に色々なスタイルで使い回しをされてきました。今回も、コートにクラシックなこのバッグが色もデザインも完璧にマッチしていて、さすが着まわし上手なキャサリン妃、を実感。
ただひとつ、これまでの外交的な国賓の式典等では、両国に無関係でなおかつ、イメージの強いハイブランドの出番はなかったので、意外でした。
が、実はカミラ王妃が大のシャネル好きだし、今回のゲストに対してはOKとみなされた模様ですね。今後も増えそうな予感です。
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