ヴィクトリア・ベッカムと言えば、ボディコンシャスなイイ女スタイルがすぐに思い浮かびますよね。年齢と共にスタイルを良く見せるアイテム選びもきちんと変遷を遂げていて、年相応のおしゃれアップデート術が得意な彼女。そんなヴィクトリアが、この秋、イイ女スタイルをついに放棄した!?と思えるような変化が起きています。

ヴィクトリア・ベッカムのランウェイにデザイナーとして登場。ヘアスタイルも、以前のようなキメキメではなくゆるいウェーブがいい感じです。 写真:Startraks/アフロ

N.Y.のファッションウィークで、自身が手がけるアパレルブランド、ヴィクトリア・ベッカムの2017AWコレクションを披露した際、身につけていたのは、ダボッとした白シャツにこれまたダボッとした、オヤジルックみたいなチノパン。そこには女らしさもボディコンシャスな要素も皆無。このときはショーの裏方としてお仕事モードだったからカジュアルスタイルなのかなと思ったのですが、その前後のプライベートでの私服の写真も、すべてシャツ×オヤジ風ダボパンツ。足元もヒールではなくぺたんこサンダルで、エフォートレスシックここに極まれり、とでもいった感じ。でもその力の抜けた感じが、なんともかっこいいのです。

まあコレ、ヴィクトリアがデヴィッド・ベッカムっていう超イケてる夫が居て、自分でも稼ぎまくっているスーパーセレブっていうバックグラウンドがあるからこそ、かっこよく見えるっていうのもあるかもしれませんが……。

デニムもかなりルーズなシルエットをチョイス。大きめクラッチをポイントに効かせて。 写真:FameFlynet/アフロ

ヴィクトリアみたいに全身ゆるゆるなコーデに挑戦する勇気はまだ持てない私ですが、とりあえずこの秋、パンツはさらにワイドめを選んでおこうと決めたのでした。

この日は黒シャツ×白パンツで。ウエスト位置も落としめで履くのが気分みたい。 写真:Splash/アフロ