こんにちは、ミモレの川端です。
秋ドラマ、2話、3話目へと突入し、ますます面白くなってきましたね。みくりちゃん可愛すぎるやろ!、校閲部の藤岩さん(江口のりこさん)よかった(涙)……などなど語りたいことはたくさんありますが、また次回に。
今週末、読んでいたのは穂村弘さんの対談集『どうして書くの?』。

大事なものは後にとっておくタイプのためよくあることです(汗)。”とっておきの日”に着ようと思っていてとっておきの日が来ないままにその服を着られる季節が終わってしまったり、“エビ天”は後でゆっくり食べようと思ってたら、野菜天でお腹いっぱいになってしまったり……。
あ、話が逸れましたが、そして引越しで発掘された『どうして書くの?』。期待以上の充実した対談集でした。対談ってお互いがお互いに気を使って探り探りするところに文字数が割かれてしまい、意外と(それぞれのファンにとっては知ってるよっていう話しか出なかったり)深まらないことが多いように思います。これはすごく真髄の話から入って時々ついてゆけないくらい。
山崎ナオコーラさんとの対談の中で、「ネットができるまで人間があんなにネガティブだと思わなかった」という穂村さんの発言があるのですが、私もずっとそう思ってました。匿名で本音をなんでも言っていい、ってなったら、人はネガ(悪口や蔑み)の方が優位になるんだなあ、と。
私も移動中や寝る間に、スマホでネットのニュースやまとめサイトなどをよく見ちゃいますが、盛り上がってる話題の多くはネガティブピックアップですよね。

作家さんたちが「どうして書くのか」を話しているのを読みながら、私はどうして読むのかを考えていました。最近私も、平日も休日もあまり境目がなく、睡眠時間を削ってまでなぜ“物語”を欲するのか。時間がないからこそ、本やドラマに没頭する間、ネットに溢れる他人の生々しいネガティブな感情をシャットアウトしたいのかもしれないな、と思いました。
ミモレはネットメディアだけど、ポジティブピックアップだけで成り立ってる珍しい場所かもしれないと考えたり……。
みなさんのなぜ読むの?はなんでしょう?
ではではまた〜。
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