ずっと定番化していた「ブラウンのグラデーションまぶた」は、最近、ちょっと古くさい印象に……。雑誌のメイク特集の撮影でも、アイシャドウの単色使いを伝授してほしいというオーダーが絶えません。目元よりも口元を主役にしたメイクが主流になり、よりプレーンなナチュラルメイクが流行しているからでしょう。

そこで女優さんやモデルさんのメイクにだけでなく、私自身も気に入って使っているクリーム・アイシャドウを紹介します。

パルファム ジバンシー のオンブル・クチュールです!

こちらの質感はマット、サテン、パーリィの3種類があり、汗や皮脂に負けないウォータープルーフ処方なので、クリーム特有のまぶたでヨレたり、アイラインがにじんだりすることもなく、かなり優秀です(お願い、廃盤にならないで!)。中でもお気に入りなのが、この2つです。

上質ランジェリーのようなアイシャドウ、あります!_img1
マットタイプの10 ローズイリュージョン。
 
上質ランジェリーのようなアイシャドウ、あります!_img3
パーリィタイプの2ベージュモスリン(写真だと違いが分かりづらくてスミマセン!)。

通常のパウダーに比べ、よりまぶたにフィットします。例えるなら、パウダーアイシャドーがブラウスだとしたら、このクリームシャドーはランジェリーのような存在といったところでしょうか。

もちろん、それはカチカチの矯正下着ではなく、上質な素材で自然にボディをホールドしてくれるランジェリーです。10は上質なシルクのランジェリー、2は繊細なレースのランジェリーといったところでしょうか。どちらもまぶたにさりげなくハリをもたらし、しなやかな仕上がりになります。

普段のセルフメイクで気に入って使っているのですが、日によって、この2色を重ねづけしたり、単品使いでパウダーアイシャドーを重ねづけしたりしています。 自然な仕上がりなのですが、目元のピンとはったテンションが全然違うんです。それはあたかも、ブラジャーをつけると、つけないのでは胸の見え方が全然違うといったところ。

下着の力を借りないと胸は悲しいことになっちゃいます(私だけでしょうか……笑?)。こんな頼れるアイテムを味方につけて、メイクに自信をもちたいですね。