PROFILE
是枝 裕和Hirokazu Koreeda
1962年生まれ。大学卒業後、テレビマンユニオンに参加。2014年に独立し制作者集団「分福」を立ち上げる。1995年、『幻の光』で監督デビュー。2004年の『誰も知らない』では、主演・柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞。2013年、『そして父になる』で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を始め、国内外で多数の賞を受賞。『海街diary』(15)は第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、日本アカデミー賞最優秀作品賞他4冠に輝く。『三度目の殺人』(17)は第74回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品、日本アカデミー賞最優秀作品賞他6冠に輝いた。2018年、『万引き家族』が、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した他、第42回日本アカデミー賞では最優秀賞を最多8部門受賞する。2019年には、初の国際共同製作作品『真実』は日本人監督として初めてヴェネチア国際映画祭コンペティション部門オープニング作品に選定された。