2018.1.4

【ベストブック2017】〜今を知るノンフィクション・その2〜

こんにちは、ミモレの川端です。
昨日に続いて、ノンフィクション編の発表です。

え?そろそろ片岡ちゃんのお正月のご飯が見たいって?
ですよね(笑)。私も気になってます。今日までお付き合いくださいませ。

さて、第2位は、橘玲さんの『幸福の資本論』

大ベストセラー『言ってはいけない 残酷すぎる真実』に続き、橘玲さんの明解な解説が心地よい、幸せについて真正面から解説した本。

「不幸」の対義語は「貧困」=「貧乏」ではない。
貧困とは「貧困な知識」や「行き詰まって貧困する」などと使われ、必ずしもお金がないことを意味するわけではないですね。

お金がないことが不幸なのではなくて、貧困=保健衛生、教育水準の低さや、立場の弱さ、繋がりの阻害、自己実現をする自由が損なわれている状態こそが不幸せである、と。

例えば、高い収入があってタワーマンションに住んでいたとしても、家はめちゃくちゃで、しょっちゅう風邪を引いていて、支配的な夫にコントロールされていて、ママ友の目から自己表現は制限されていて……みたいな状況は、ある種の「貧困」かもしれない。

本書は、いろんな論文や分析結果をもとに「AはBで決まる」みたいなことがたくさん書いてあります。結局、幸せの明確な答えは提示されないのですが、AはBで決まってるならしょうがないか〜という諦めとともに、現状への肯定感も持つことができました。

読む人の状況によって、ひっかるポイントが違う本かもしれません。

最近読んだ牛窪恵さんの新刊『「おひとりウーマン」消費!』には、幸福像の世代による違いが分析されていて興味深かったです。

同世代の“幸せの正解”の公式に当てはめて焦ったりしたり、追い込まれたりしなくてもいいんだな〜と思います。

先日、牛窪さんのトークショーも聞いてきました。今や40代、50代の4人に1人が独身とのこと。今結婚していても、子供がいても、将来的に一人暮らしになる女性のほうが多い。この本の分析内容については、ぜひまた書きますね。

さてさて、今年のノンフィクション編の第1位は、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか』

ミモレのブログでご紹介した中でも、今年もっとも反響の大きかった記事でした。読者の皆さんの美意識の高さもあらためて実感しました。

圧倒的に美しいものを見たり、才能に触れたり。理解できないけどなんかすごいものに触れること。今年も忘れず、大切にしたいなと思いました。

今年、最初に読んだのは、原田マハさんの『いちまいの絵』

生きているうちに見るべき名画がまだまだ世界にたくさんあるんだな〜とワクワクしました。今年はどこへ旅しよう。

今年も、私にもみなさんにも、たくさんの素敵な物語や美しいものとの出逢いがありますように!

ではではまた〜。

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