河島英五さんの名曲『時代おくれ』(作詞は阿久悠先生♡)の歌詞は、昔から大好きで、大学生の時にカラオケボックスで熱唱したら、同級生にポカーンとされましたっけ(苦笑)。

元来の天の邪鬼気質によるところが大きいのですが、トレンド性の高すぎるものはできるだけ買わないようにしているところがあります。流行ど真ん中のものって、次シーズンには古くさく見える可能性が高いわけで、「そんなコスパが悪いことったらないじゃない」とどうしても思ってしまうところがあるんです、昔から……。さらに、アグレッシブなデザインの服に惹かれる傾向があるのですが、逆にエレガントなものやフェミニンなものは遠ざける傾向があるので(ハッキリ言うと苦手意識しかない!)、トレンドに踊り出るものが単にツボに入らないだけということもあるのですが(苦笑)。

今回は「大好きな黒を重ねる」のお話

『時代おくれの女』になりたい!? by大森葉子_img1
デニム以外はぜーんぶ黒。ターバンはウール、コートはファー、リュックはナイロン、靴はコットン、(見えてない)トップスはシルク。黒コーデだけど素材をズラせば、奥行きな出せるかな、と。などという難しいことはコーディネイトを組む時点では何も考えず、とにかくワードローブに黒が多いので、なんとなく合わせていくと、この日のようなコーディネイトが無条件でできあがってしまうという……とにかく黒が好きなもので(笑)。
『時代おくれの女』になりたい!? by大森葉子_img3
あ、厳密に言えば、眼鏡は濃茶でした(笑)。この日の主役は、ボリュームのある身頃とバルーンスリ―ブが特徴的なシルクのトップス。ベースにはエスニックなデザイン要素を取り入れつつ、それを黒のシルクというドレッシーさで表現! ということで、思わず興奮してしまうほど好きな要素がつまっている一枚です。ドラマティックな表情があるので、スキニーめのパンツを合わせ、結婚式二次会に出席したこともあります。


買い物やコーディネイトを組むときにトレンドカラーを気にしたことなどもなく、大草編集長曰くのおしゃれ更年期の代表例である「突然、黒が似合わなくなる」と言った感覚も誠に恐縮ながら自覚したことはなく、(だって自覚したら、着る服がなくなっちゃうくらいに笑)とにかく秋冬ワードローブのほとんどが黒なんです! 

でも、ま、いいか(もはや開き直り)!

この記事を書くために、改めて歌詞をみてみたのですが、やっぱり良い歌詞だな〜。うん、時代おくれでもいい! いつか時代はまわってきたら、最先端になるかもしれないですし(笑)、堂々と貫くことで、いつかそれが私のスタイルになるのかな、と。

ありがとうございます、阿久悠先生。   



CREDIT:
コート/セリーヌ この日と同じ
トップス/ミュラー オブ ヨシオクボ
デニム/MM6
リュック/J.Wアンダーソン×ユニクロ この日と同じ
靴/コンバース

アイコン画像

大森葉子

主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。

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『時代おくれの女』になりたい!? by大森葉子_img4
許諾番号: 9005756027Y37020

■3月17日(土) 13:00~ クローズドイベント

「ミモレお茶会@米沢」
@米沢市内
(詳細は当選された方に追ってご連絡させていただきます)


<内容>
米沢織に対する思いや、今回の企画のために織られたオリジナル生地を使用したコラボアイテムの制作秘話を大草編集長がたっぷり語る懇親会形式を予定しています。実際に制作したコラボアイテム(詳細は3月上旬公開の記事をお待ちください!)もゆっくりご覧いただけます。スウィーツを楽しみながら、ミモレについて、おしゃれのことなどをおしゃべりしながら、楽しい時間を過ごしていただけたらと思います。
米沢市在住の方でなくてもご参加いただけます。東北の皆様、ご参加お待ちしております。
応募はコチラ>>
※応募締切※ 3月8日(木)~11:59
※15名程度のカジュアルな会を予定しています。
※応募多数の場合は抽選とし、編集部からのお知らせをもって当選とさせていただきます。
※交通費など、現金の付与はございません。
※当日の様子はmi-molletのサイトやSNSなどに掲載させていただくことがございます。
※当選された方には3月2日(金)から順次、メールでご連絡いたします。