BIRDLANDにラテンジャズを聞きに行きました!お酒も飲んでほろ酔いです。

先日、ニューヨークにインプットのためのひとり旅に行ってきました。ピラティスとアルゼンチンタンゴのレッスンを中心にした毎日の合間に、いつものようにブロードウェイで観劇をしてきたので、おすすめの舞台を紹介しますね!

ブロードウェイの舞台を紹介します…と伝えしながら、なぜか初日に足を運んだのはブルックリンの『BOYLESQUE​(ボーイレスク)』。その名の通り、バーレスクの男性版で、席に案内してくれるのもTバックの男性です(笑)。中身はありませんが、キレイな筋肉をつけた男性たちのパフォーマンスをひたすら楽しめます。

  • 『ボーイレスク』はバーレスクの男性版で、世界各国で見られるショー。
  • 男性たちの鍛えぬかれた肉体美に目が釘付けです。
  • 私もテンションが上がってポーズを(笑)

『エンジェルス・イン・アメリカ』はこんなにもストレスを感じずにストレート・プレイを楽しめたのははじめてかも! というくらいのめり込んで鑑賞できた舞台。エイズや同性愛を題材にした作品ですが、ジョークも入っているので入りやすかったのかもしれません。アンドリュー・ガーフィールドとネイサン・レインという名優ふたりが3時間半(前半だけでこの時間なんです)ずーっとしゃべっていて、幕が降りたら痩せているのでは? と思えるほど。お互いにまったく遠慮なくぶつかっていることが伝わってきて、人間のエネルギーのすさまじさに圧倒されました。

先月公演が終わってしまったのですが、上演時間は7時間以上!今年のトニー賞11部門にノミネートされました。アンドリュー・ガーフィールドがゲイのHIV患者を演じ、演劇部門の主演男優賞を受賞。

トニー賞のミュージカル部門で作品賞をはじめ10部門を受賞した『バンズ・ヴィジット』も観てきました。コンサートに出演するためにイスラエルを訪れた警察隊が、間違えてとある村に迷い込んでしまうという実話をもとにしたストーリー。すごく面白かった『カム・フロム・アウェイ』という作品と似ているところもあるのですが、『バンズ・ヴィジット』はもっとユーモアが効いていて、現地の人との交流を明るく描いている印象を受けました。登場人物たちが話す英語もエキゾチックななまりがあるからか親しみやすかったし、何より生バンドの音楽は聞きごたえたっぷり!『迷子の警察音楽隊』という映画がベースになっているので、興味がある人は観てみてくださいね。

エジプト人とイスラエル人の男女の出会いを描いた作品です。

このほかにもブロードウェイデビューして大ヒットしている『ハリーポッターと呪いの子』もチェック。私が足を運んだ日も立ち見が出るほどの大盛況でした。マジック・ショーを思わせる演出で魔法の世界を表現しているので、原作が好きな人はかなり楽しめるのではないかと思います。デートや家族で観劇したい人には『スポンジ・ボブ』がおすすめ。海の生き物たちが登場するので、『リトル・マーメイド』のように水の中に入っている感覚を楽しめます。きらびやかで遊び心にあふれたセットや衣裳もかわいかった! 本命のほかに何かもう1本観たいとき、あとは時差ボケがあったり、英語がわからなくても気軽に楽しめる作品を探している人にもぴったりのミュージカルです。

帰国するとまたすぐに行きたくなるニューヨーク。次の滞在でもたくさんの舞台を楽しみたいと思っているので、そのときもぜひおすすめを紹介させてくださいね。