初夏のような陽射しが感じられるようになると、それだけで心躍ります。
良い季節がやってきましたね。夏に向かっていく時季が大好きです。

今日もボーダーのカットソーに、履き慣れたヴィンテージのLEVI’S。この季節の私のユニフォームです。

いつもと違うのは、白いパンプスを合わせているところ。縁取りがスカラップになっているクロエのパンプスです。少しだけヒールがあります。
 

 
 

少し甘めで、でもすっきりと見えるフォルム。デザインが好きで買ってみたものの、この白さをうまく扱えないままでした。

フォトジェニックなので以前のコーデにも出てきていますが、それほど履く機会もなく、しばらく眠らせていたものです。それが文字通り、日の目を浴びるように!


カットソーにデニム、Tシャツにスカートと、これからの季節は、洋服もどんどんシンプルになり、気持ちはわくわく軽くなりますが、ふと鏡に映ったラフ過ぎる自分にギョッとしてしまうのが海辺普段着の危うさ、です。

若い子のラフさは可愛くて、シンプルなのに目を惹くような子に会えるとうれしいくらい! でも、それは“若さ”が前提の話。大人は大人、だということです。


「大人のカジュアルに必要なのは、“清潔感”」。

お仕事でご一緒するスタイリストさんの多くがそう語ってくれます。

「なるほど、確かにそれはそう」という頭の中での理解が、近頃「本当にそう!!」と完全に腑に落ちました。

古着も好きだし、お気に入りの服は長く着続けたい派。そんな私は、下ろし立てのスニーカーやTシャツだとこっぱずかしくて、少し履き慣れたり、着慣れたぐらいの方がこなれていると思っていました。

でもこの年齢になると、「こなれている→ラフ→薄汚れている」に転がってしまう危険性もあるということです。

それをクリアしてくれたのが、この足元。ふと思い出して合わせてみたら、ビーサンよりも、コンバースよりも、これでちょうど良い塩梅! 私の中の何かが減ったのか、増えたのか…。なんて頼れる存在になってくれていたのでしょう!


バレエシューズ感覚で履けるこのパンプスは、白いたまごの殻のような表面感。裏革ではないのですが、ツヤも抑えられています。だから白のインパクトはあるけれど、洋服にも寄り添ってくれるんです。馴染みの良い白、です。


結局この日は自転車で近所の湘南蔦屋に行ったのですが、なんというか、少しお出かけ気分が楽しめました。笑 単純です。

夕方からの都内での打ち合わせには、この上に淡いグレーのカーデを肩掛けして。手元に時計を加えて、仕事モードに。…写真がなくてすみません。


多動な私と、白いパンプス…。
白をきれいに保つのもなかなか気を遣うところではありますが、レディな気分効果で所作も少し優雅になることを期待しつつ。


みなさま、楽しいゴールデンウィークを!!

パンプス#クロエ
カットソー#ミラ オーウェン
ブレスレット#エルメス
ゴールドリング#オーダーメイド
ピアス&ネックレス#ティファニー

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