11月1日発売の『FRaU(フラウ)』12月号の特集は、「Luxury Made in Japan 世界ときめく日本ラグジュアリー」! その特集の中から一部を特別掲載します。

日本ならではの繊細な美意識、丁寧なものづくりへのこだわりを宿したアウターは、トレンドを超えて長く愛用できる大切な一着に。ラグジュアリーファッションに精通した、イメージングディレクターの髙橋みどりさんが「新たな挑戦とともに、ブランドのDNAを守り続けるスタンスがラグジュアリーの証」と太鼓判をおすアイテムとは? 着こなし提案とともにご紹介します!

 


ミニマムな装いに映える
大人のエレガントアウター


YOKO CHAN
ヨーコ チャン

コート¥65000 / YOKO CHAN

「シンプルだけれど女性らしく着られる服というコンセプトのもと、カッティングの美しさや着心地のよさが追求されています。とろみがある素材のドレスライクなコートは、ブランドが得意とする“黒”のなかでもフェミニンさが際立つ一着。今季はロマンティックがトレンドですが、あえてクールなタートルセーター&デニムを合わせる甘辛ミックスがおすすめです」
 

正面と後ろ姿で別人格という
知的なセンスを着こなしたい


EZUMi
エズミ

コート¥89000 / リ デザイン(エズミ)

「常に新しいことに挑戦し、驚きを仕掛けたデザインが魅力のブランドです。一方で、パターンやシルエットなど基本的な部分は決して手を抜かない点も素晴らしい。グレンチェックのオーバーサイズコートも、背面がキルティングになっているという異素材合わせの妙に感心しました。レース素材のワンピースなどで、さらなる驚きや遊び心を加えたいですね」


「定番」が教えてくれる
人気の理由とブランドの信念


HYKE
ハイク

コート¥90000 / ボウルズ(ハイク)

「モードなクリエーションが注目されていますが、定番を作り続けることでしっかりと“らしさ”を守っています。オーセンティックな要素を踏襲しながら今っぽさが計算されているトレンチコートも、ファンを長年裏切らないアイテム。シャンパンゴールド系シルクサテンのボウブラウス&タータンチェックのスカートで、旬のクラシックなトラッドスタイルを!」


モコモコムートンを
あくまでシックに大人顔に


Rawtus
ロゥタス

ボンバージャケット¥290000 / スプラス インターナショナル(ロゥタス)

「独自開発した、厚さわずか0.4ミリの“ニューゴートレザー”が有名ですが、ムートン素材にもこだわりが満載です。共通しているのは、やわらかく軽やかな着心地と、ハードすぎず大人っぽく着られるデザインワーク。トレンドのプリーツやチュールのロングスカートと合わせれば、また違った表情が出せると思います」

PROFILE 髙橋みどり

オーエンス代表 / イメージングディレクター。PR、マーケティング、商品や店舗のプロデュースを行うほか、執筆業、セミナー講師などで活躍。『おしゃれ更年期なんて言わせない! 大人の「人モテ服」』(光文社)など著書多数。オフィシャルブログ:https://www.midroom.com/


『FRaU(フラウ)』12月号では、ミモレコンセプトディレクターでもある大草直子が選ぶ「日本発のラグジュアリーアウター」の記事も! 「はおるだけで、ドラマが生まれ、雰囲気ある人になれる」と推薦する4ブランドとは……。

11月27日には、日本発のオーセンティック・ラクシュアリーをテーマにしたシンポジウムを慶應義塾大学・三田キャンパスにて開催。髙橋みどりさんらが登壇し、ファッションから意匠デザイン、工業デザインまで、日本発信の本当に良いデザインや本質的に良さをいかしたラクシュアリーの現代的意味について語り合います。

11月1日発売の『FRaU(フラウ)』12月号の特集は、「Luxury Made in Japan 世界ときめく日本ラグジュアリー」!
 
表紙は後藤久美子さん。そのほかにも長谷川潤さん、中村江里子さん、林真理子さんらの特集や、大草直子さん&髙橋みどりさんによる「おすすめラグジュアリーアウター」や、インテリアの「買える名作」などの特集が。

<シンポジウム開催のお知らせ>
■日時:11月27日(水) 17:00〜19:00

■場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール
東京都港区三田2-15-45


■主催:慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科

■テーマ 日本発 Authentic Luxury

オーセンティック・ラクシュアリーとは? オーセンティックとは、本質的な良さを生かすということ、ラクシュアリーとは、単なる華美ではなく、人々の感性に訴える魅力という意味です。

つまり、ファッションから意匠デザイン、工業デザインまで、本当にいいデザインを日本から発信したいという思いを表しています。

本シンポジウムでは、SDM研究科での実際の活動も交えながら、オーセンティック・ラクシュアリーの現代的意味についてともに考えます。

■登壇者
前野隆司
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授

白坂成功
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授

隅谷彰宏
テイラーアンドクロース株式会社
代表取締役

髙橋 みどり
株式会社オーエンス代表
イメージングディレクター

森岡 弘
株式会社グローブ代表
ファッションディレクター

吉岡久美子
株式会社 講談社 FRaU
「Japan's Authentic Luxury」号 編集責任者

■ご応募方法
下記URL、またはQRコードから、応募フォームに入り、必要事項をご記入の上ご応募ください。厳正な抽選の上、ご当選された方にはメールにて、当日の詳細をご案内させていただきます。

https://jn.kds.jp/frau/8135/


締め切り
2019年11月15日正午

■応募に関するお問い合わせ先
オーセンティック・ラクシュアリー ラボ
Aluxlab.sdm-group@keio.jp
撮影/武藤誠(講談社)
取材・文/谷 花生