薄手の洋服では肌寒くなり、ついにニットがベストパートナーになる時期になりましたね。そこで、ミモレのファッションエディターがこの冬買ったニットを紹介します。今どきのトレンド感満載のニットかと思いきや、3人のエディターが手に入れたニットは、どれも超がつくほどのベーシックなタイプ。その理由を探ります。

超人気ニットブランド&プチプラブランドのクルーネックニット

ミモレ編集長川良咲子(身長157cm)がこの冬買ったニット
スローンのクルーネックニット

 

「ミモレより発売となり、先日重版したスタイリスト川上さやかさんの本『おしゃれになりたかったら、トレンドは買わない。』を読んでいるうちに、やっぱりニットはシンプルなクルーネックに限る!という思いを強くしたので、スローンで2点購入しました。ひとつめは、16Gウールシルク天竺 クルーネック SL4W-111
光沢のあるウールシルクのハイゲージニットです。色名はベージュなのですが、カーキ寄りのベージュが本当にいい色で、ひと目ボレしました。やっぱりTシャツのように、一枚で着てもジャケットなどの中に着てもサマになるクルーは最強です(笑)。毎週着ています!サイズは2です」
ニット/スローン

 

「もう1枚は、14Gカシミヤ天竺 クルーネック SL4W-092
こちらはカシミヤのハイゲージです。白でもオフホワイトでもない、超ライトベージュ。顔まわりを明るく見せてくれるうえ、どんな色のボトムも受け止めてくれます。スローンのニットのバリエーションは本当に奥深く、サイトを見ているだけでとても勉強になります!こちらもサイズは2です」
ニット/スローン

大草 直子

川良 咲子
1976年生まれ。1999年講談社に入社。「FRaU」で14年間ファッションと読み物記事を担当し「with」を経て、2015年に「mi-mollet」へ。2019年7月にミモレ編集長に就任。二児の母。口癖は「いつかまたひとり旅がしたい!」。

 


エディター高橋香奈子(身長164cm)がこの冬買ったニット
スローンのクルーネックニット

 

「私が買ったスローンのニットも、編集長の川良と色違いの14Gカシミヤ天竺 クルーネック SL4W-092です。
こちらはカーキ。ニット専門ブランドであるスローンのニットは、その上質な素材と絶妙な色出しがとても魅力ですが、個人的にはユニセックスのサイズ展開である、ということがなによりうれしい! なぜなら私のようなぽっちゃり体型でも着られるサイズがあるから! 来月『Lサイズファッション』の特集(只今、絶賛準備中です!)でじっくりと深掘りさせていただく予定なのですが、ぽっちゃりしているとおしゃれブランドの洋服が大概着られない(泣)。だからこそ、とってもありがたい存在です。着ぶくれしたくないから、ハイゲージを選ぶこともこだわり。このニットは、カシミア100%なので素肌に着ても気持ちいいんです!」
ニット/スローン

 

「上のニットと一緒に買ったのが、30Gメリノウール天竺 スーパーハイゲージ クルーネック SL3W-075。一般的なニットよりもかなり目の細かい30ゲージで編まれている超ハイゲージニット。ドレープ感があって、ニットなのに大人っぽく着られます」
ニット/スローン

大草 直子

高橋 香奈子
ファッションエディター。好きが高じて、旅行ガイド本 『子連れGUAM-ラクチン・ストレスなし・子供も自分も楽しめるいちばん近い海外リゾートー』(ワニブックス刊)を出版。12回の子連れグアム旅行の経験を生かし、完全ママ目線・旅行者目線でつくられた1冊は、これまでこんなガイドブックなかったと大好評。ファッションエディターならではのおしゃれな誌面も話題に。プライベートでは、8歳男の子の母。子育てと仕事の息抜きは、美しいビーチリゾートへ旅行して子供とべったりすること。Instagram: @travelwithchild


エディター出原杏子(身長162cm)がこの冬買ったニット
GUのメンズニット

 

GUのメンズのクルーネックセーターを買ってみたら、とってもよかったんです! 首の詰まりがちょうどよく、サイズ感もちょっとゆとりもあり、ファインケージの生地がすごく気持ちよくて、上質感もあります。グレーとブラウンと2色買いしました。サイズはSを着ています。値段的にもとってもコスパがよくて大満足です」
ニット/GU

大草 直子

出原 杏子
1982年生まれ。出版社の編集、アパレルブランドのプレスなどを経てフリーランスに。主にファッションの記事を執筆しています。趣味は中学から続けているジャズダンス。

構成/高橋香奈子

 

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