秋の行楽シーズンがやってきましたね!
今年は特に「なるべく密にならない旅行先を」ということで大自然の中で楽しめるキャンプの需要が増えているようです。

10月から東京の方もGoToトラベルキャンペーンが適用になり、キャンプ場もお得に利用できるので、キャンプデビューを計画中の方も多いのではないでしょうか?

でも、いざ始めようと思うと、どこのキャンプ場がいいのか、どんな道具を揃えたらいいのか、調べることがいっぱい! 出かける前にくじけないために、今回はキャンプの達人であるスタイリストの斉藤くみさんと福田麻琴さんに、おすすめのキャンプ場や現地でのごはんのこと、お気に入りのギアからアウトドアファッションまで根掘り葉ほり聞いてみました。

「準備や片付けが大変だと、キャンプに行くこと自体が楽しくなくなってしまうので、とにかく軽く、楽にするのがポイント!」

キャンプ歴の長いおふたりは紆余曲折の末、「身軽で合理的なキャンプ」にたどり着いたそう。このお話を聞けば、初めてのキャンプのハードルもグッと低くなるはず!

【キャンプ場編】どう楽しみたいかで選ぶキャンプ場も変わる


ーーーキャンプ歴と、はまったきっかけについて教えてください

斉藤さん「自然がたくさんあるところで育ったのでアウトドアは身近な存在でした。両親には山登りや釣りなどたくさん連れていってもらいましたし、庭でバーベキューをしたり、友達と近くの公園でピクニックをしたりすることも日常でした。

主人もアウトドアが好きなので、2人でキャンプをしていましたが、子どもが産まれたことでさらに行く頻度は増えましたね。今、小学校1年生の娘と2歳の息子がいますが、3〜11月のシーズンの間に7、8回は行っています。長女は5ヶ月、次男は3ヶ月でキャンプデビューしました!」

福田さん「私は、両親もキャンプが好きだったので小学生の頃から行っていました。自然の中で焚き火をしたり料理をしたりする非日常感が大好きで! なので自分に子どもができたときも、自然とキャンプに出かけるようになりました。今は親も含めて3世代で行くこともあります。ただ、うちは夫があまりアウトドア派ではないので、母子で友人に合流させてもらうことも多いかな。寄生キャンプですね(笑)」

 

ーーーおふたりがよく行くキャンプ場はどこですか?

 

斉藤さん「定期的に行っているのは、山梨県・四尾連湖(しびれこ)のキャンプ場。ハイキングや湖で釣りもできますし。さくっと行く時は不動の滝自然広場オートキャンプ場が東京から行きやすくていいですね。ここは動物もOKなキャンプ場なので、触れ合うことができるのも貴重です。

あとは地元に頻繁に帰るので、新潟にあるスノーピークのキャンプフィールドにも毎年行ってます。ここはテントを貸してくれるし、頼めば立ててもくれるので、初心者の方にもおすすめ!」

福田さん「千葉にあるホウリーウッズ久留里キャンプ村にはツリーハウスがあって、子どもを連れていくと喜びます。あとは、山梨の山中湖や富士西湖などにあるPICAリゾート。トイレもきれいだしシャワーも浴びられるので7歳になる息子と一緒でも何かと安心です。各地にあるのでキャンプ初心者の方にもいいと思います。
特に初めての人にとってはキャンプ場までの距離も大事だと思います。行くまでに3〜4時間かかると疲れてしまうので、家から1〜2時間で着くところを選ぶのもポイントです」

東京から行きやすい「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」

ーーーキャンプ場の選び方のポイントはありますか?

斉藤さん「我が家のキャンプは、季節で行く場所を変えています。寒い時期には暖かいところ、暑い時期は涼しいところを選んでいます。あとは、子どもの年齢でも楽しめるようなアクティビティが近場にあるかなどを調べて行きますね。
アスレチックがあったり、季節のフルーツが収穫できるところなどは選ぶポイントにしています」

福田さん「自然だけじゃなくて、町歩きも楽しめる地域を選ぶといいと思います。近くに観光地や温泉、ミュージアムや果物狩りを楽しめる場所があるとか。帰りにちょっと寄れる場所があると、旅行としてすごく楽しいですよね。長瀞や軽井沢とか、すごくいいと思います」

 
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