ストレスをためない人の特徴2:無理をしすぎない(自分に期待しすぎない)


体力のある若い頃は無理ができても、40代以降になると、「無理した分だけ、疲れが溜まって効率が悪くなる」という悪循環が起こりがちです。
自分に期待をしすぎて、無理をさせたり、できないと責めたりしていたら、自己と上手に付き合っていけなくなるでしょう。

日頃から自分の心と体の声を聞き、疲れていると思ったら、たとえ仮病を使って仕事を休んででも、休養をとったほうがいいこともあります(※もちろん、周りに迷惑をかけない形でするのは前提ですが)。
「会社員としての正しさ」よりも「健康」を選んだほうが、長い目でみると幸せでいられることは多いでしょう。

 

睡眠時間の確保は重要!


睡眠不足になると、感情のコントロールがしにくくなったり、自律神経やホルモンバランスも乱れたりして、心身共に不調になります。
疲労がたまっているときに無理に何かをやって、いい結果になることは少ないです。眠いときは視野が狭くなるので、家の中のどこかの角に足の小指をぶつけて痛い思いをしたり……(苦笑)。
どうしてもやらなくてはいけないことがあっても、2時間くらい仮眠してからのほうが、頭がすっきりしてはかどることもあります。

もちろん社会人は、仕事中に仮眠をするのが難しい環境であることは多いでしょう。ただ、私たちは、「毎日同じ時間に起きて、同じ場所に行き、決められた時間にランチを食べ、定時を過ぎたら帰る」というスケジュールを当たり前だと思いがちですが、実は、とても不自然なことなんですよね。
私たちは、ロボットではないので、その日によって、身体の状態は違うし、本来は体と心の声を聞きながら、それに合う形で業務を遂行したほうが、むしろ効率的であることも。
子供のころから学校で、そういう規則正しい生活を経験しているから「おかしい」と思わないところがありますが、その先入観を捨てるようになると、より「本当の自由とはなにか?」に気づき始めるでしょう。
私たちは一見、自由に生きているようで、そうではないことが多いのです。“本当の自由”を知ることで、もっと自由に近づけることはあるでしょう。

人はしっくりこない環境にいると、居心地の悪さを感じます。ストレスをためにくい人は“あること”ができているのです。それは何でしょうか。