もう4月! 2023年も1/4が過ぎたという事実に驚くばかりです。同時に季節は春本番。新たなスタートの時期ですね。入学式や、入社式はもちろん、また変わらない日常生活の中でも、なんとなく節目を感じ、新鮮な気分になったりもしますよね。

そんな中、先週キャサリン妃が公務に登場された際のお洋服も、お仕事モードにスイッチが入ったモノトーンのシャープなスタイルでした。ここ最近、皇太子妃の中でとみに増えている、ベーシックカラーによる白黒コーデ。まさに今の時期にピッタリで参考になる、きちんとスタイルではないでしょうか。

最新のキャサリン妃のファッションとともに、同じく生前モノトーンコーデがとっても素敵だったダイアナ元妃のファッションもピックアップしてみました。シンプルなのに上品でカッコいい、そんなお二人のモノトーン・ファッションをご覧ください。

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最新コーデは、新ジャケット+パンツのモノクロスタイル

2023年3月21日、ナショナル・ウエストミンスター銀行本社での会合に参加。 ジャケット/アレキサンダー・マックイーン パンツ/アレキサンダー・マックイーンと推測 ニット/ARKETと推測 フープのイヤリング/アスプレイ  クロコの型押しベルト/アンダーソンズ 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

こちらが3月21日のキャサリン妃です。
アイボリーのジャケットに同系色のニット、黒のシガレットパンツに黒のパンプスと、いわば定番的とも言えるシンプルなコーディネートですが、実はこのジャケットはこの時初めてお披露目されたニューワードローブなんです。

超ご愛用のアレキサンダー・マックイーンのもので、テーラードにシングル、斜めにデザインされた両側のポケットとウエストのカーブ、そして肩のツンとした張りが、ブランドのアイコニックなデザイン。昔からジャケット好きのキャサリン妃は、かなり似た同ブランドの白もお持ち。これはややクリームがかった色違いの模様です。

これまでにもショートジャケットで似たコーデをされてきましたが、このジャケットは着丈がやや長く、ビスポークなのでキャサリン妃のボディにかなりフィットした、ボディコンシャスなラインになっています。それゆえに、大人っぽい印象と、モード感もアップ。
同様に購入されたと思しき、細身のシガレットパンツとのバランスも美しいですね。

一見プレーンに見えて、実は徹底的にシルエットとサイズ感にこだわった結果、品のある大人のスマートカジュアルスタイルに。この日のキャサリン妃同様、お仕事にはもちろんピッタリ。アクセサリー選びや小物の色使いで、かなり印象を変えることも可能です。

キーとなるポイントは、ジャケットのシルエットです。

ザラのジャケットで、エレガント&きちんとスタイルに見せるコーデ

2022年6月8日、ロンドン北西部、ブレトンの児童支援の拠店センターを訪問。 ジャケット/ザラ パンツ/ローラン・ムレ シトリンのピアス/キキ・マクドノー  クラッチ/マッシモ・ドゥッティ 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:REX/アフロ

こちらは、以前ご紹介したことのあるスタイルですが、今季節的にピッタリな上に、オケージョンとしても参考になるコーデでしょう。

とにかく白のジャケットといえば、これからの時期に最も便利。そして少し立ち上がりのあるノーカラーと、ヒップが隠れるロング丈というのが、エレガントな印象を作ってくれるため、オフィスは勿論、入学式などにも合いますね。

このジャケットもこの時に初めてデビューした、ザラのもの。ベーシックでトレンド感もあり、カジュアルからオケージョンまで、コーデによって活躍の幅が広いジャケットですね。ボトムには、超愛用のワイドパンツをあわせて、白黒のメリハリで脚長効果が。また大人っぽさやエレガントな印象が強くなるのもこのパンツの特徴です。

この時キャサリン妃は、マッシモ・ドゥッティの白のメッシュのクラッチを合わされていますが、これをカッチリしたものに変え、またパールのジュエリーなどと組み合わせれば、一気にフォーマル感も出るはず。

黒のロングコート+白パンツで、エレガントなアレンジ・コーデ

2019年10月18日、パキスタンを公式訪問中、陸軍犬センターにて。 コート/ビューラ・ロンドン 靴/ラッセル&ブロムリー 写真:REX/アフロ

モノトーンコーデといえば、こんなスタイルもありました。
黒のロングコートに白のパンツを合わせたコーデは、キャサリン妃の中でも珍しいものですが、コートのシルエットがAラインであることや、中を上下ともに白にしたことで、重くならず明るさと華やかさが感じられます。

実はこの下にお召しになっているのは、現地の民族衣装サルワール・カミーズを意識された、ロングチュニックのようなロングブラウスとパンツなのですが、フィット&フレアーのアウターとのバランスのため、パンツは細身に。そして黒の靴で、引き締めていらっしゃるところもバランス良しですね。

フラットシューズで、しかもストラップがクロスしたデザインと、キャサリン妃にはレアづくしの靴も、ヒールがNGな人にとっては参考になりますね(ただしフォーマルな場では、4cm以上が望ましいです)。

パンツ好きで、フォーマル過ぎないきちんと感が欲しい場合には、こんなスタイルが参考になるでしょう。

また、コートの中にパンツではなく、ワンピースを合わせることも可能。そうすれば、いわゆるキャサリン妃の鉄板スタイルになります。


では続いて、ダイアナ元妃のモノトーン・ファッションです!

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