5月5日公開の映画『銀河鉄道の父』は、観賞後に家族に会いたくなる作品です。むしろ久しぶりに親と一緒に映画館に行って感動を分かち合いたくなるし、「子どもの日」だからこそ我が子を誘いたくなるかもしれません。それくらい、全編を通してあたたかな“家族愛”に満ちている作品です。

主人公は詩人・童話作家の宮沢賢治を育てた父親の宮沢政次郎。厳格でありながら親バカな一面もあるキャラクターを役所広司さんが体現しています。宮沢賢治を演じたの菅田将暉さんは、その深い愛情に触れて何を感じたのでしょうか? 撮影秘話や自身が抱く理想の家族像を語ってもらいました。

 

菅田将暉
1993年2月21日生まれ。大阪府出身。2009年「仮面ライダーW」でデビュー。2018年に映画『あゝ、荒野』でアカデミー賞最優秀主演男優賞。昨年は主演ドラマ『ミステリと言う勿れ』、源義経役を演じた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、主演映画『百花』などに出演。公開待機作に主演映画『ミステリと言う勿れ』(2023年9月15日公開予定)がある。

 


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【写真】菅田将暉が「言葉に色気のある表現者」と語る童話作家・宮沢賢治に重ねる思い。
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