不倫を我慢できない人の特徴5:秘密を持つことで、自分を保とうとする


どんなときも、“相手が望んでいる人間”を演じてしまう人がいます。いい夫(妻)、いい父親(母親)、いい友人、いいビジネスパートナー……。
そういう人は、「自己を押し殺し、別人を演じている」といっても過言ではないでしょう。
でも、無理をして演じ続けていると、ストレスや怒りを発散する場が必要となります。それで、不倫に走ってしまうことがあるのです。

ただし、その不倫相手の前でも「“本当の自分”を出している」とは限らず、やはりその相手にとっての「理想の人」を演じていることが少なくありません。
だから、パートナーと別れて、その不倫相手と一緒になったとしても、また別の不倫相手を作ってしまうことが多いのです。

結局のところ、こういうタイプは、「自己肯定感が低い」ところがあります。だから、「ありのままの自分では、人に受け入れられない」と考えてしまうので、人前で無理をして、ステキな人を演じてしまいます。
さらに、自分自身も“ありのままの自分”を認められていません。むしろ、そんな自分を「嫌い」だと思っていることも多いでしょう。
だから、場合によっては、「わざと幸せになれないようなことをして、自分を痛めつけてしまう」ところもあるのです。それで、“心の闇”を刺激するような秘密を持ちたがるところも。
“周りからの評判がいい優等生タイプの人”ほど、実は無理をしていて、こういう傾向に陥ってしまうことがあるので、注意が必要です。

このタイプは、とにかく「ひとりの時間をもって、内観する」ことが大切です。自分のいいところ、悪いところ、ステキなところ、醜いところまで洗いざらい認識し、受け止められるようになって、ようやく自分らしくなれるところがあるからです。

 


わざわざ不倫をする必要はあるのか?


結婚していたって、人を好きになることはあるでしょう。また、既婚者を好きになることだってあるでしょう。でも、そこから友情を築くのか、不倫に向かうのかは、人それぞれ。
相手との関係が大切だからこそ、「一線を超えない」という選択肢もあるのではないでしょうか。

もちろん結婚した相手を間違えてしまい、不倫相手こそが“運命の相手”である可能性だってあり得ます。
でも、それをお互いに確信持てるのであれば、夫婦の関係を解消させてから、次に進んでもいいのではないでしょうか? 広い視野をもてる“大人”であれば、なおさら。
もし、自己都合で離婚するのであれば、これまでパートナーでいてくれた相手が納得できるような形で別れることも大事。自分のほとんどの財産を渡して別れるくらいの覚悟を持つことも、場合によっては必要かもしれません。

「不倫は、大人の恋だ」なんて思う人もいますが、むしろ、「子供っぽい恋」だと、個人的には思います。
できるだけ人を犠牲にしない形で、幸せになる方法を見つけられる人でありたいものですね。

【漫画】不倫相手の本性
▼右にスワイプしてください▼

 

前回記事「「不満」を抱きにくくする秘訣。その不満の原因は、「受け身」でいることかも」はこちら>>