好きな人にふれてみたくなったら?どこまでするかは同意をとって決める


好きな相手と、ハイタッチやハグ、キス、セックスなど、ふれあいたくなることがあります。「このふれあいはOKだけど、これはいや」や「昨日はハグやキスをしたけれど、今日はしたくない」など、そのときの相手や状況によってもふれあい方はちがってきます。恋人どうしでもからだのふれあいが苦手な人もいます。

 

自分の気持ちを伝えると同時に、相手の気持ちも確認し、「同意」ができたときにふれあいます。ふれあいはお互いが幸せな気持ちになるものなので、おどしたりしてむりやりするのは暴力です。

 

ふれあいにはいくつかの段階がある


相手との関係によってふれあい方は変わります。数字が大きくなるほど親密なふれあいになり、親密なふれあいになるほど、よりていねいな「同意」の確認が必要です。

1 手から手
あくしゅや手をつなぐこと。いきなりではなく同意をとりましょう。

2 腕から肩
肩に手を回すなど。いきなりではなく同意をとりましょう。

3  腕から腰
相手の腰に手を回すなど。いきなりではなく同意をとりましょう。

4 口から口
キスのこと。するときは同意をとります。

5 手から頭
頭をなでるなど。相手の同意をとります。

6 手からからだ
お互いのからだをさわり合うこと。さわられてもよい部分は人それぞれちがうので、同意をとります。

7 口から胸
相手の胸にキスするなど。相手の同意をとります。

8 手から性器
相手の性器に手でふれるなど。お互いに同意をとったうえでします。

9 性器から性器
セックスのこと。お互いに同意をとったうえでします。