栗原はるみさんは、現在76歳。実際にお会いしても、その年齢をまったく感じさせません。
その元気と若さの秘密は、いったいどこにあるのでしょう? 雑誌『栗原はるみ』最新号では、栗原さんの「朝時間」に注目。栗原さんの朝の過ごし方に密着して見つけた、“毎日を心地よく過ごすコツ”とは?

メイン特集は『気持ちいい、朝時間』。他に電子レンジのレシピをまとめた便利な別冊付録や、カレーの大特集も!
 
 

朝から大忙しの栗原さん

朝は習い事の練習も。ギターは昨年から始めました。

いつでも素顔のノーメーク、シンプルで上質なファッション。
その自然な姿が、幅広い年齢のファンに支持されている料理家の栗原はるみさん。
いつもきびきびと動き回り、のんびりしている姿をほとんど見たことがありません。

雑誌『栗原はるみ』の取材・撮影は、栗原さんのキッチンスタジオで、朝10時にスタートします。スタジオ内はすっきりと掃除が行き届き、床も窓もピカピカ。

「おはよう!」

スタッフを迎える栗原さんは、いつでも元気はつらつとしています。
明るい笑顔を見ると、こちらも気分が上がります。

インスタグラムでもおなじみですが、栗原さんはどんなに忙しくても、必ず撮影がスタートする前にスタッフに手作りのお菓子と飲み物をふるまってくれます。
これは栗原さんが料理家になって、一度も欠かしたことのない習慣。そのバイタリティと気配りには本当に頭が下がります。

聞けば、毎朝5時に起きて、たくさんのルーティーンをこなしているとのこと。
「早起きは三文の徳」といいますが、栗原さんはまさにそれを体現しているようなのです。
栗原さんがいつも元気で若々しいのは、きっと朝時間の使い方に秘密があるはず……。
雑誌『栗原はるみ』最新号では、栗原さんの朝に密着しました。
 

やりたいことがいっぱいで時間が足りない

たっぷりのミルクティーも朝の定番。マグカップは好きなものを毎朝選ぶそう。

読者のみなさんは、どんな朝を過ごしていますか?
早起き派も、お寝坊な人も、家庭の数だけいろんな朝があると思います。
小学生の子どもがいる筆者の朝は、「やむなくの早起き」という感じ。
子どものスケジュールに合わせて起きる時間もまちまち、いつもよりさらに早起きをしなければならない日は苦痛を感じてしまうというのが実情でした。

設定した起床時間から少し遅れて起き出して、子どもを送り出すまでの間はまさに“パタパタママ”状態(わかる人は昭和)。
その日の気分で動くのでムダが多く、つけっぱなしのテレビやスマホに気を取られて大慌て、という毎日です。

そんな私が栗原さんの「朝時間」に密着して一番驚いたのが、この一言です。

「朝はやりたいことがいっぱいで、時間が足りない」

「やること」が、ではないのです。
「やりたいこと」と栗原さんは言うのです。その発想は、私にはありませんでした。

栗原さんは、朝起きてから行う身支度、掃除、洗濯、食事、その合間に習い事の練習や仕事まで、たくさんのことがらをこなしています。
それらのどの作業も、「仕方なくやっている」という感覚はない、とのこと。

「みんな与えられた時間が同じだとしたら、そこでどれだけ楽しんでやるか、じゃない? やりたいからやる、だから続く。でも、無理はしないことも大事」
 

考え方ひとつで、きっと朝は変わる

簡単な掃除、洗濯、そして庭の水やりなどの家事は、時間を決めてぱぱっと終わらせます。窓を開けて風通しも。

なるほど!
では私も、栗原さんの朝を見習って、何か一つでも楽しみを見出してみようじゃないか。
取材を終えて、そう思いました。
とはいえ、もとより怠惰な人間です。すべてについてポジティブに、というわけにはいきませんが、せめて、一個だけでも。

ということで考えたのが、「動きの流れを作る」です。
コツは、栗原さんを見習って、「途中で休憩しない」こと。
栗原さんの朝は、まるで音楽にのっているかのよう。
自身で作りだす流れの中で、いっきにいろんなことをこなしていくのです(詳しくは、ぜひ本誌をご覧ください!)。

ということで私も、顔を洗ったら、すぐに霧吹きを手にとって、家中の観葉植物に水をやる。洗面所に戻ったらそのままメイクをして、すぐにゴミ出しへ。
ゴミ出しから戻ったらメダカに餌をやる。これを流れるようにやる、を意識しました。
小さなことですが、決めてみたら、なんだか楽しくできるようになったのでした。

雑誌『栗原はるみ』最新号では、栗原さんの朝時間のほか、お散歩、朝ごはんレシピなど、朝を楽しく過ごすヒントを盛りだくさんでご紹介しています。
付録には、朝ごはんのレシピがついた、特製のポストカードも! 
ぜひチェックしてみてくださいね。

 


雑誌『栗原はるみ』5号
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5号目のメイン特集は、『気持ちいい、朝時間』。おいしい朝ごはんのレシピ、栗原さんの5時に起きてからのスケジュール……。充実した一日にするために栗原さんが提案する、気持ちよい朝の過ごし方とは? 

そして別冊付録は、誰もが「この料理が、チンしてできるなんて!」と驚く、手軽に作れる電子レンジのレシピ集。レンジを使うことは手抜きじゃない、むしろおいしく作れる料理を、自信をもってお届けします。他にもカレー特集、レシピ付きポストカードの付録など、盛りだくさん。何度も読み返したい、保存版です。

メイン特集『気持ちいい、朝時間。』

 

気持ちのよい朝を迎えられれば、その日一日が、充実した楽しい時間になる。朝5時に起きる、栗原さんのモーニングルーティーン、そして忙しい朝にもぴったりな朝ごはんのレシピとは?

①    朝のおでかけ
代々木公園を散歩する/思い出のホテルでビュッフェを/農園で野菜を採って食べる 

②    朝、欠かさずにやっていること

③    とっておき、朝ごはんレシピ  
トマトピザトースト/フレンチトースト/鶏肉のにゅうめん/たらこおにぎり/
ハムチャーハン/あっさり鍋焼きうどん/手作りロースハム/手作りツナ など
 

料理特集 『いつものカレー、カレーに合うおかず。』

 

手軽にルウで作るカレーから、スパイスのきいた本格的なカレーまで。栗原さんが伝えたいカレーの基本レシピ。そして、あるとカレーがおいしく食べられる副菜も紹介します。

チキンカレー/ドライカレー/ビーフカレー/豚肉のトマトカレー/
えびのココナッツレモンカレー など


2つの『特別付録』

①別冊『電子レンジだからこそ、おいしいレシピ。』

 

電子レンジを使うことは、手抜きじゃない。おもてなしの料理からおやつまで、チンするからこそ、絶対おいしいレシピを一冊にまとめました。

煮込まないトマトソース/いろいろ使えるゆで豚/レンジで5分、そぼろ2種/
ゆでなくても簡単、野菜の調理/おもてなしになる蒸し料理 など


② とじ込み『レシピ付き 朝ごはんポストカード』
大切な人に、おいしい朝ごはんを食べてほしいから。レシピをおすそ分けできる、オリジナルポストカード。キッチンに置いておけば、いつでもレシピを見られて便利です。


連載『自分のために、ひとりごはん。』

 

ひとり暮らしだからこそ、自分が食べたいものを、好きなときに楽しく食べたい。残りものもおいしく食べきりたい。そんな想いを込めた、一人分のレシピを紹介します。

サラダチキン/しょうがの炊き込みご飯/おかゆの豆腐あんかけ/花椒そぼろ/豆乳もやし坦々麺/卵だけのカルボナーラ など
 

ファッション特集『白いブラウス。』

 

何枚持っているかわからない、大好きな白のブラウス。カジュアルにも、かしこまった場でも、栗原さんらしい着こなし。


文/山野井春絵
構成/『栗原はるみ』編集部

 

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