老後にやりたいこと3:生活環境を変えること


・家のリフォームをしたい。老後に快適な家にしたい。
・断捨離をする。周りに迷惑をかけないように、今のうちから身辺整理をしています。
・アナログな生活をしたい。時間がたっぷりあると思うので、土鍋でご飯を炊いたり、丁寧にお出汁をとったりして、ゆっくりすごしたい。
・春の桜の季節に、京都のウィークリーマンションを借りて、毎日桜を見たい。
・離島暮らしを考えている。
など。

人生の終盤に、どんな時間を過ごしたいのか。そこに“その人らしさ”が出てくるものです。
現役で働いていると、仕事中心の生活になりがちですし、住む場所もどちらかというと“仕事に便利な場所”を選ぶことは多いもの。
でも、住処だけを考えたら、もっと別の優先したいこと(例えば、自然が多いことや生活の充実度など)があることも。
そんな願いが、定年退職をして仕事から離れることで実現できることもあるでしょう。

また、子供が独立し、自分は年老いたら、広い家よりも、手を伸ばせば何でも取れて、そうじも楽な狭い家のほうが快適なことも。
年代によって、快適だと思う生活は、随分変わってくるでしょう。

 

老後にやりたいこと4:もっと友達と交流すること


・学生時代の友達と、映画や食事など、時間を気にせず、のんびり過ごしたい。
・英語を上達させて、海外の友達とメールのやりとりをしたい。
など。

特に子育てや親の介護がある人は、学生時代のように友達と会って、時間を気にせず過ごすことが難しいもの。
私自身も学生時代からの友人とは、彼女の子供が独立したら、「のんびり温泉に行きたいね」なんて、今から話しています。
老後が楽しいかどうかは、「友達がいるかどうか」でも、随分、変わってきます。歳をとってから急に友達を作るのは難易度が高いので、今いる友達を大切にしておきたいものです。

最後に紹介する「老後にやりたいこと」は、意外なものであり、でも、よく考えると「納得できること」でもありました。次のページをご覧ください。