女性雑誌の美容担当として20代から仕事をして、数多くの化粧品に出会ってきました。ハイブランドからプチプラコスメまで。自分の小さなライフステージが変わるたびに、お気に入りのブランドも変わってきました。そんな中で、ずーっと変わらずに好きなブランドがあるんです。それが、花王さん(あえて“さん”をつけてみる)です。 

花王さんといえば、洗濯シーンではアタックやエマール、おうちのお掃除ではハイターにキュレル、マジックリン、さらにロリエにビオレ、めぐリズムなどなど、数えきれないほどのヒット商品に溢れていますよね。一家庭で、花王製品がない家は存在しないとも言われるほど、私たちの生活に欠かせないブランドです。

 

花王さんを知ると、その研究者や商品開発のストーリーに、毎回、驚かされるんです。馴染み深い製品の背景には、たくさんの知見と研究が詰まっているんだ。今、この生活の快適さがあるのは花王さんの技術があるからだと、花王ブランドの真摯な姿勢に、魅了され続けています。

さてさて、花王さんファンとしての私が、ええって……その技術背景に驚いた商品があります。それがソフィーナiPの土台美容液です。

 

土台美容液?? ブースターとは違うの? 

リリースを読むとこの美容液は「毛穴の約20分の1サイズの炭酸泡の美容液進化」なんですって。ソフィーナiPの土台美容液は進化した高濃度炭酸泡が入っていて、この炭酸成分が肌の最深部まで浸透することで肌への血流量がアップするとのこと。

炭酸といえば、花王さんでは入浴剤の「バブ」が有名ですよね。このバブの炭酸技術の知見をもとに、さらに肌への浸透の研究・技術開発がすすめられたのでは(勝手な推測です)。お風呂に入ってポカポカ温まる→お肌(顔)にも応用できる! 肌の血流量がアップすることで若々しい肌へと改善する! ではないかと思っています。

角質層まで浸透した成分は水分を逃さずに保ち、乾燥しがちなこれからの季節でも、一日中潤いが続いてしっとりやわらかな肌に整えてくれるらしいです。

手にとってみるとアワアワの美容液。これが美容液なの? が正直な感想です。

ムースを肌にのせるとシュワシュワしてなんとも気持ちいい。ジュワジュワと肌に浸透する感じがわかりました。さらに、その後に使う化粧水や美容液もすーっとなじむことなじむこと!

裏面によると、こちらの美容液の炭酸は毛穴の20分の1サイズで肌にしっかり密着し、角質層の深部まで浸透するとのこと!

美容液って、洗顔をして化粧水をなじませたあとにつけるものって思っていましたが、とりあえず洗顔仕立てのフレッシュな肌に馴染ませた方が、その後の化粧品の浸透もよくなるようです。

この土台美容液を1ヵ月使ってみたら、ほんとうに……。これ以上はいうのを控えたいと思います。みなさまも機会がありましたら、お試しください!


撮影・文/國見 香
 


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