“スニーカーなしの生活は考えられない!”というスタイリスト水野利香さん。そして、1年の300日以上はスニーカーで生活する(つまりほぼ夏以外)、エディターの荒川千絵。そんな二人が大人の女性に向けた、最旬スニーカーを厳選しました。
もはや痛い思いまでして靴を履く時代でもなく、無理したファッションを貫く時代でもない。40歳をすぎて、着飾るのではなく着心地に目を向け始めた二人が選ぶ1足とは? 服との合わせやすさ、歩きやすさ、脱ぎ履きのしやすさに注力した太鼓判スニーカーをご紹介します。
 

寒い冬こそ「防水スニーカー」が便利!


足元の冷えが大敵となってきた今日この頃、お年頃。特に冬の季節に突然の雨や雪に見舞われて足がびしょびしょに……なんてことも少なくはありません。そんな時はブーツが重宝しますが、ちょっと重くて歩きにくかったりすることも。そこでおすすめしたいのが、風も雨も防いでくれる、冬にも便利なウォータープルーフのスニーカー。各スポーツ・アウトドアブランドが売れ筋とするGORE-TEXを採用したスニーカーやトレイルシューズを紹介します。
 

ナイキの永遠の定番は防水モデルをチョイス「エア フォース 1 GTX」

 
スニーカー「エア フォース 1 GTX」¥22000/ナイキ(アトモス ピンク フラッグシップ 原宿) ダウンベスト¥53680、ワンピース¥46200/カオス(カオス丸の内) 帽子¥4290/エル・エル・ビーン(L.L.Beanカスタマーサービスセンター) ピアス¥39600/カドー(カドー六本木ヒルズ店) アームウォーマー¥11000/アソース メレ(アイネックス) バッグ¥55000/ア ヴァケーション(ノーベルバ) ソックス¥8250/スローン(ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店) 

ナイキの王道といえば「エア フォース1」。元々はバスケットボール用のシューズとして1982年に誕生し、スニーカーマニアだけでなく、多くのユーザーに愛されるモデルとして今も君臨しています。こちらはオリジナル要素のデザインを踏襲しつつ、GORE-TEXを搭載したモデル。白×ベージュのカラーリングとレザー仕様のアッパーはカジュアルもきれいめな装いにもコーディネートしやすく、寒い日の足元を守ってくれます。ベージュのワントーンコーデには、カジュアルなキャップやスニーカーを合わせると、一気に軽やかな印象に。

 


スイスで生まれたスポーツブランド「オン」

 
スニーカー「クラウドランナー ウォータープルーフ」¥17380/オン(オン・ジャパン) コート¥115500、ニット¥25300、スカート¥34100/ザ シンゾーン(シンゾーン ルミネ新宿店) ピアス¥6600/プティローブノアー バッグ¥38500/マイ ウィークネス ソックス¥1430/タビオ

最近、街でとにかくよく見かけるのが、スポーツブランド「オン」のスニーカー。原宿にあるフラッグシップストアでは行列ができるほど。ロエベとのコラボレーションで、一躍ファッション界にも名を馳せたブランドですが、見た目だけではなく、しっかりとしたテクノロジーを搭載したパフォーマンスシューズとしてスポーツ界では一目置かれています。元々はアイアンマンなどトライアスロン界隈の人々から愛されていましたが、今ではウルトラマラソンの世界チャンピオンが愛用していたり、オンを着用したテニスプレイヤーがウィンブルドンで優勝したり、今年は箱根マラソンでも競技ウェアとして選手が着用するのを見かけるようになりました。今もっとも勢いのあるブランドと言っても過言ではない「オン」。その定番である「クラウド」シリーズのウォータープルーフモデルはランニングシューズ仕様なので、見た目はかなりスポーティ。フェミニンな装いにあえて足元をアクティブにすることで、旬な着こなしが完成します。
 

寒い日こそウォータープルーフをおすすめしたい

上から・「ヌプシ オンボード ウォータプルーフ モカシン」¥21890/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスデスク) 「ANACAPA 2 LOW GTX」¥29700/ホカ®︎(デッカーズジャパン) 「ウールランナー ミズル」¥17000/オールバーズ

冬のブーツとして定評のあるノースフェイスの「ヌプシ」を一味違った形で楽しむならシューレースタイプ(写真上)がおすすめ。オールバーズの「ウールランナー」(写真中央)はウール素材なので普段着に合わせやすいです。ハイキングシューズとして確かな機能性を持つホカの「ANACAPA 2 LOW GTX」(写真下)はソールのグリップ力(滑りにくさ)があるので、雨の日にスリップして転んでしまうなんてことも回避してくれるはず。
ライフスタイル向け、ランニング向け、ハイキング向けと、ウォータープルーフとしてスニーカーを探すとなるとデザインも機能性も三者三様です。水を通さないということは風も通さないということ。雨や雪の日に関わらず、防寒として着こなしに取り入れるのが一手です。ただし、デメリットとしては風も通さないということもあって通気性がないところ。だからこそ、この季節にぴったりとも言える防水スニーカーを好みに合わせて選んでみてください。

 


<お問合せ先>
ア ヴァケーション(ノーベルバ) tel. 03-5474-0521
アイネックス tel. 03-5728-1190
アトモス ピンク フラッグシップ 原宿 tel. 03-6419-7170
L.L.Beanカスタマーサービスセンター tel. 0422-79-9131
オールバーズ tel. 03-6812-2580
オン・ジャパン tel. 050-3196-4189
カオス丸の内 tel. 03-6259-1394
カドー六本木ヒルズ店 tel. 03-6447-1239
ゴールドウイン カスタマーサービスデスク tel. 0120-307-560
ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店 tel. 054-266-7241
シンゾーン ルミネ新宿店 tel. 03-5909-4088
タビオ tel. 0120-315-924
デッカーズジャパン tel. 0120-710-844
プティローブノアー https://www.petiterobenoire.com/
マイ ウィークネス https://myweakness.jp/

 


撮影/木村 敦(Ajoite)
スタイリング/水野利香
ヘア&メイク/廣瀬浩介
モデル/竹内友梨
構成・文/荒川千絵
 

 

 

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