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春、ときめくジュエリーとの出会い。「シルバーネックレス」にひとめ目惚れした理由とは?【岡本敬子の60代ファッション】

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出会ってしまった御守りとして身につけたいジュエリー


こんにちは。
朝晩はまだ少し冷えますが日の出が早くなり逆に日の入りは遅くなってきましたね。
確実に春が来てます。
さて、今回はジュエリーのお話です。
私はシルバージュエリーが好きでいつも両腕に太めのバングルとボリュームあるリングが自分の定番で、それに服に合わせてシルバーのネックレス、パールネックレス、ピアスやイヤカフなどをプラスしてスタイリングの良い味付けとして愛用中です。
実は最近、ときめくジュエリーに出会ってしまいました。
「CALYPSO」

デザイナーのkeikoさん(どこかで聞いたことある名前? 私と同じ名前なのでシンパシー感じます。笑)は、クリスタルとシルバーの素材を中心に一つ一つ丁寧に手で仕上げていらっしゃいます。
いつも身近に海や自然を感じる環境に寄り添いたいということからフランスの南西部に住まれていた時期があり、その後、奄美大島、現在は鹿児島の日置市美山を拠点に活動されています。
他のお店で展示会をしていた時に見て私好みのものがたくさんあって気に入ってしまい、
今年の1月に美山のアトリエに伺ってヒマラヤクリスタルを選びその石に合わせてデザインを考えて頂いて、
オーダーをした作品が出来上がったのがこちら。

 

著書の『私の定番』にも書きましたが、透明なものがとても好きなのでジュエリーに限らず、お気に入りのオブジェなども持っています。
透き通って丸見えで何もないかのようですが光が当たるとキラキラして美しいし、色がない分ニュートラルな存在でありずっと見ていても飽きないのが好きな理由。
オーダーしたジュエリーは、細かいこのパーツも一個一個全て手で削って作っていて、繊細さと大胆さとエレガンスさを兼ね備えた着脱式のクリスタルキャリーネックレスは美しくて惚れ惚れして撫で撫でしてます。笑

 
 

移動が多い自分にとってはこれはもう御守りとして身につけていたら最強かも!
今月来月と移動時期なのでもちろん身につけて行ってこようと思っています。
ではまた〜。

 

岡本 敬子

アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun

『私の定番』
岡本敬子 著 光文社 1980円

ミモレの連載でもお馴染み、大人気ファッションディレクター岡本敬子さんのスタイルブック。今回のテーマはずばり“定番”。よくある無難さとは一線を画す、「好き!」が詰まったアイテムが集まり、目にも楽しい1冊。好きな服に袖を通して、軽やかにおしゃれがしたくなる。千駄ヶ谷のセレクトショップ「Pili」でディレクターも務め、そのセンスで絶大な支持を得ている著者の、唯一無二のスタイリングを集めて紹介します。

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