何かを始めるのは何歳からでも遅くないし、始めれば何歳からでも変われる

大胆なことはしないけれど、できることをコツコツと続けられる。中には20年以上続けている習慣も。

今まではスキンケアもパパッと済ませていたところを心にも余裕もできたので、数十秒の“手のひらパック”(化粧水をつけたあとに手のひらで顔を包んで浸透させる)もするようになりました。ひと手間をプラスできたことで、ぐんと肌がもちもちになって! 本当にちょっとしたことだけれど、こんなにも変わるんだ、と感動したほど。何を今さらと思われるかもしれませんが、早起きいいですね(笑)。

時間に余裕があると物事をスムーズにこなせるし、気持ちもスムーズ。少し早く起きただけで大きな違いがありました。スキンケアだけでなく、ストレッチやスクワットも丁寧にできるので、浮腫も解消されるし、自分の慌ただしさで子どもを急かしたりもしなくなり、本当によかった。

ここまで読んで、え? はまじのスキンケア、それだけ!? と思われた方、いますよね。朝はわりとシンプルです(笑)。あれやこれやいろんなことをするのは続けるにも気合いがいるから、結局やらなることが多くて。でも、シンプルだと続けやすいんです。そしてコツコツとずっと続けることがいちばんのケアなんじゃないかなというのが、私の今のところの結論。

何度か連載でもお話していますが、髪の毛もちゃんとケアし続けたら、状態がよくなってきたこともあって、こういう自分のよい変化を目の当たりにするたびに、何歳になっても、始めれば変わるんだなあと実感します。

髪のことでいえば、こちらも始めたのは40代半ば(詳しくはこちらから)。ミモレで連載を始めた頃は、ドライヤーで自分の髪を乾かす習慣がありませんでした。驚きますよね(笑)。当時はちょっと髪の毛が細く、弱くなってきたなあと感じていたとき。その後にドライヤー習慣が加わったら、抜け毛も減り、髪も丈夫になった気がします。ヘア&メイクさんにも状態がよくなったと言ってもらえました。もう遅いと思わずに、まずは始めてみて、コツコツと続ければ、少しずつだとしても変わるんですよね、肌も髪も。

たまにはエステなどプロの手を借りることもありますが、だからといって日々のケアを手抜きしたら元も子もないし、やっぱり私はコツコツ継続することがいちばんだなと思うんです。

ちなみに早起きして、寝不足にならない? と思われた方、安心して下さい。私、子どもと一緒に早々に寝てしまうので、1時間早く起きたところで全くもって心配いらないほどたっぷり寝ています(笑)。
 

 


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撮影/園田ゆきみ(PEACE MONKEY)
スタイリング/伊藤あかり
ヘア&メイク/𠮷岡美幸
構成・文/幸山梨奈
 


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