前回からの続きです。「星のや」はご飯が美味しいことでも人気ですが、グランピングリゾートならではの食体験を中心にレポいたしますね。

カスタマイズできちゃうホットチョコレート
ヒール靴で来たことを後悔し、ぜいぜいしながらもライブラリーカフェに到着。ライブラリーカフェ前のテラスはちょうど“森のひととき”タイムで、ホットチョコレートとバラエティ豊富なトッピング(Free Drink)が用意されておりました💛  なんとホワイトチョコレートもあるんです、素敵すぎる―――。

辛党の大人から甘党の子どもまで、それぞれが好みの味にカスタマイズできるよう、マシュマロやチリなどいろいろなトッピングが用意されていてワクワクします♥ 
地元、山梨県に工場があるサントリー白州もありました。到着すぐすぐで“駆けつけ一杯”してみました♥ 可愛いミニ樽から数滴を注いで、大人のホットチョコレートの完成です。


焼きマシュマロ&チョコレートサンドに大興奮 
ライブラリーカフェにはHOT&COLDな各種リフレッシュメント(Free Drink)が用意されていますが、「焼きマシュマロサンドがおすすめですよ」とグランピングマスターに教えてもらったので、さっそくやってみます。

薪ストーブのあるあたたかな室内で寛いでもいいし、空気がひんやりきれいな屋外でも思いのままの時間がすごせます。
長い棒にマシュマロを刺して準備完了。クラッカー2枚とチョコレートをひとかけ、お皿に入れて焚火にGOです。
やだ、私ったら2個刺し&2刀流のはしたなさ。お向かいの女子グループは1個ずつ刺して、上品に椅子に座ってゆっくり焼いていらっしゃるのに……。焚火に近寄って座り込むわ、ぐるぐる回しまくるわのはしゃぎっぷり。
とろとろに焼けたアツアツのマシュマロを1個分、クラッカーではさみ、チョコレートもプラスしてパクリ。超美味しいです♥ 子どもが喜ぶのも納得。いい大人も大興奮です。


夜はぬくぬくの炬燵で山麓の鹿しゃぶ鍋を
晩ご飯はいろいろなシチュエーション&料理をチョイスできるのですが、地元で獲れる新鮮な鹿肉を使ったお鍋がメインのコースがあるというので今回はこちらに(2名分22000円です)。契約している猟師さんの鹿肉は、処理が適切で臭みなし。鹿のパテ&ピクルスのスターターで始まり、脂肪分が少ない赤身のお肉や野菜、きのこ類を、鹿骨でとったスープでしゃぶしゃぶしていただきます。キャビンのテラスにある炬燵であたたまりながら、まったりゆっくりいただきました。

とにかくボリューミーで、この私が残しちゃうかもと不安になるほど……。しかし、木の実、橙ポン酢、春菊の3種類のソースが用意されているので最後まで飽きさせません。シメには吉田うどんを投入。お肉がきれいだから、灰汁もほとんど出ず、最後まで鹿骨スープは澄んでいました。いい出汁が出たスープと一緒にうどんもつるつるっと美味しくいただきました。
自分でつくるデザートも、プチキャンプ気分を盛り上げます。“栃もちの信玄風デザート”は、飯盒に入った黒蜜水で栃もちをやわらかくなるまで煮たら、バニラアイス・きな粉・ナッツ・黒蜜をトッピングしていただきます。あんなにおなかがパンパンだったのに、お代わりまでしちゃってデザート完食な私たち。


朝ごはんは自分たちで仕上げるブレッドボウル
朝ごはんも3種類から選べるのですが、クラウドテラスでいただく“森の朝食 
ブレッドボウル”にしました。朝の清々しい空気の中、グランピングマスターにあたたかく見守られつつ、ココットボウル専用のパンにホワイトシチューと温泉卵、チーズなどを入れて、石窯で焼きます。

ココットボウルに合わせて焼いてもらっているパンに7分目ほどシチューを入れたら、温泉卵を落とし、メルティングチーズを好みでのせて、オリーブオイルをまわし掛け、蓋をしたら準備OK。
ピザも灼けちゃう本格石窯。蓋の上にも炭を置くことで、ブレッドボウルがカリカリに焼きあがるんですって。500℃までOKの手袋を借りて、自分でも炭をあやつってみます。
くるっと回してみたり、均等に火が入るようにココットボウルをお世話。ほどなくいい感じに焼きあがりました。早く食べたいわ。
クラウドテラスにある好きな席へ移動して、淹れ立てのコーヒーと一緒にいただきました。テラスはよくカフェにあるストーブも充実していて、ひんやりとポカポカのバランスが絶妙。もちろん、あたたかなライブラリーカフェの中で食べることもできます。


やだ、またしてもスーパーロング……。ごめんなさい、来週1月21日(土)にアクティビティ編、最大のお楽しみだった空中テント体験が続きます。

星のや
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