フリーエディター有田麻奈美 「日々丸かじり」

2017.6.17

外国人が教えてくれる料理教室へ①

 ミモレッタさんは、自分自身もおうちもピカピカに手入れが行き届いていて、しかもお料理上手なイメージです❤ 冷蔵庫にあるものをぱっと見て、ちゃちゃっと4、5品ぐらい料理をつくれちゃうスーパー主婦を想像してしまいます。

 あまり料理がうまくない私は、上手に使えず冷蔵庫ですっかりしなびたレタスや黄色くなりかけのブロッコリーを見つめ「こんなんじゃ、人として最低!」と夜更けに落ち込むことも度々。翌日は話題の料理本を買ってみたり、料理教室を必死で検索するわけです。

 さりとて教室に定期的に通うのは仕事的に無理。何より飽きっぽく根性がないので、単発の料理教室に参加することがほとんどでした。そんなお気軽で気まぐれな単発料理教室通いにも飽きた頃、ふと目にしたのが
「外国人が教える家庭料理教室」でした。

 
 私が見たのは「tadaku」というサイト。世界各国の家庭料理を日本にいながらにして現地の言葉で教えてもらえると人気なのだとか。

「シリアの特大クスクス」
「ボツワナのおいしいおやつ」
「ガリシアの地中海料理」
「イタリアンデザートレッスン」
「上海有名点心 焼き小籠包」
「インド料理のフィッシュスペシャル」

 などなど、もう1回食べたい懐かしの味を発見、未訪の国々の美味しそうな料理写真にも興味津々! しかし、基本は現地の言葉(と英語)のレッスンのよう。なんたって料理も大事ですが、異文化交流も「tadaku」の大切な目的ですから。

 日本語(東京弁と関西弁)しか喋れないし、友達は少数精鋭で十分な私には、ちょっとハードルが高かったけれど、長年大量の韓流ドラマを見まくって耳は鍛えられているので、まずは韓国系のレッスンを申し込むことに。

 ソウルや新大久保で食べたことのある“韓国の餅菓子”。日本の餅菓子と近いようで全く違う[餡フラワー餅ケーキ]のレッスンです。

 以前、ソウルのロッテスーパーで買った真っ白の餅ケーキ。元々はお祝いや儀式にもちいる韓国の伝統的な高級菓子だそうですが、ここ数年、韓国ではカラフルな餡でデコレーションを施した「餡フラワー餅ケーキ」が流行とか。

 今回は生徒数が3名と少なく、とてもアットホームな雰囲気のなかでレッスンがスタートします。

プロセスは、初めての私でも上手wにできちゃったほど簡単。

1. もち米粉と砂糖、水を混ぜて型に入れ、蒸し上げて白い餅ケーキ(ペクソルギ)をつくる。もち米でつくった、ほんのり甘い蒸しパンみたいな感じです。

 

2. 白餡に着色料を混ぜて、カラフルな餡を数色つくる。天然色素を使っているので安心です。色味は白餡自体に黄味があるので、少しスモーキーな色合いになりました。

 

3. 絞り器に入れて、花モチーフをつくっていきます。中央は先生作の見本。さすが、きれいです!! 青がなくなったのでピンクを足したら、“スティッチ”みたいな様子に。それでも、なんとなくそれっぽい形が数個、出来あがりました。

 

 

花モチーフを2つのせて、間をグリーンの餡で埋めていきます。葉っぱや蕾のようなモチーフも加えて完成です。今回は3個を完成させ、ボックスに入れて持ち帰りました。日持ちはしないので、翌日までに召し上がれ!とのこと。
 

 じつは日本語もペラペラの先生。今回の参加者がみな韓国語超初心者だったので、ほとんどを日本語で進行しつつ、ちょいちょい韓国文化や言葉についても教えてくれた楽しいレッスンは、2時間強で終了です。

 小さくて可愛いけれど、餡のデコレーションでずっしりと重たくなった「餡フラワー餅ケーキ」。でも、その出来栄えには大満足。

 すっかり調子に乗って、次に申し込んだ「フランス語の料理レッスン」で、私は哀しみの異邦人になったのでした………。続く。