大草直子(以下、直子)「大森ちゃん、これあげる」 
「えっ?」 
直子「私が着ている服に初めて反応してきたから、あげる(笑)」 
「あれ、そうでしたっけ……(と言いながら躊躇なく)あっざーす!」

直子がわたしにくれたもの
ジョイ・ディヴィジョンのロックT

今回は捨てられないTシャツのお話。

ダイアリーや編集長のinstgramでご記憶にある方もいらっしゃるかも? 伝説的なイギリスのバンド、ジョイ・ディヴィジョンの名盤『UNKNOWN PLEASURES』のジャケットがプリントされたTシャツです。決して欲しがるつもりはなかったのですが、編集長がinstgramの投稿をしたとほぼ同時に「ジョイ・ディヴィジョン!」「名盤!」「ヴォーカルは自殺しています」「その後、残されたメンバーがニュー・オーダーを結成」など勢いのままメールしてしまい……結果的に「私のが好きなバンドだよね? だから、ちょーだいよ」と圧をかけてしまったかたちに……テヘッ。


皆様、捨てられないTシャツってありますか? ライブツアーで購入した大好きなアーティストのTシャツ、古着屋でみつけたレアなデザインのTシャツ……私は何枚もあります……袖を通す度に思い入れが増してしまい、ライナスの毛布のように離れがたくなってしまうTシャツが。本当に、Tシャツ(この場合は無地ではなくロゴTやイラストTやロックTのことを限定的にさします)って不思議。シミやほつれさえも愛おしいと感じてしまいますから。ヨレヨレなものほど愛おしさが増してしまうだなんて!

そして、そのTシャツが大切な人からもらったものだとしたら?

こちら、プレゼント(?)していただいた週末に早速着用。これから、レジャーシーンにたくさんお供させることになるでしょう。ド直球にデニムやカーゴパンツに合わせるのも好きですが、こんな風にフェミニンなスカートに合わせるのも好き♡

この20数年来の先輩から。しかも、現在の職場の編集長でもあり、人気スタイリストでもある方に向かって「(はからずしも)ちょーだいオーラ全開」になり、奪取してしまったTシャツ。

Thank you  my sweet パイセン!
大切に着てあげるわ

 

70枚のTシャツとそれにまつわる70人の思い出が綴られた一冊。尾崎世界観さんの書評が私のTシャツに対する気持ちを代弁してくれていますので是非ご一読ください♡ 捨てられないTシャツ/都築響一

CREDIT :
Tシャツ/直子が私にくれたもの
スカート/ZARA
サンダル/ZARA この日と同じ
サングラス/ACNE STUDIO
バッグ/GUCCI この日と同じ

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