大草編集長とバタやんのフランチャコルタを巡る旅、第4弾はホテルのご紹介です。ヨーロッパの五つ星ホテルというと、伝統や格式に裏打ちされたスノビッシュな雰囲気に、気後れしてしまったり、リラックスできなかったりした経験はないでしょうか。北イタリアのフランチャコルタの山間に佇む五つ星ホテル「ラルベレータ ルレ・エ・シャトー(L'Albereta Relais & Chateaux)」は、初めて訪れたのに「ただいま」と言ってしまいそうな、こじんまりとした居心地の良いホテルでした。
国や時代、テイストがミックスされた心地よさ
「ラルベレータ」は、前回ご紹介したワイナリー「ベラヴィスタ」などを保有するテラ・モレッティ・グループが経営するホテル。19世紀に建てられたモレッティ家のお屋敷を生かしたつくりになっており、エレガントな客室や美しく手入れされた中庭など、ヨーロッパらしい優美な雰囲気を堪能できます。
ミシュラン星取り間違いなしと評される
メインダイニング「レオーネ・フェリーチェ」
まだオープンして3年目ながら、世界各国の美食家を魅了し、ミシュランの星取り間近とウワサされるのが、このホテルのメインダイニング「LeoneFelice(レオーネ・フェリーチェ)」。
ラルベレータには、このメインダイニング「レオーネ・フェリーチェ」のほか、ピッツェリア「LaFiliale」、イゼオ湖を見下ろすテラス席のある「VistaLago Bistrò」など、カジュアルにイタリアンを楽しめるレストランも。長期滞在しても食べ飽きる心配はありません。
漢方医学に基づいたスパで本格的なリトリートを
このホテルのもう一つの魅力は、「Spa Espace Chenot(スパ・エスパス・シェノー)」にあります。高級ホテルにゴージャスなスパやトリートメントメニューがあることは珍しくありませんが、こちらは“雰囲気重視のスパ”とは一線を画します。東洋医学・西洋医学のドクターと栄養士、セラピストなど30名ほどの専門家たちが、ダイエット、デトックス、エナジーチャージなど目的に合わせて、その人その人にふさわしい滞在中のトリートメントメニューを作成。世界中のセレブたちがこのスパを目的にリピートするというのも納得です。
ひとり旅や夫婦旅行は、時間を持て余しがちですが、こんな美しい環境のもとで決められたメニューをこなしながら、健康になれて、きれいになれるなんて最高の贅沢! いつかそんなバカンスを過ごすことを夢見て、今日もお仕事頑張ろうと思ったのでした。
◆Spa Espace Chenot(スパ・エスパス・シェノー)
ヘルスケアプログラム 3nights 1260ユーロ〜
天井がオープンに⁉ 部屋ごとに趣の異なる客室
ラルベレータは、ミラノから車で70kmほど。ミラノ観光にくっつけるもよし、フランチャコルタのワイナリー巡りの拠点とするもよし、トリノまで少し足を伸ばせば、ピエモンテの美食巡りも。もちろん7日間ゆったりリトリートを受けるのも最高のエクスペリエンス! ぜひ北イタリア旅行の候補地の一つに。
◆ラルベレータ ルレ・エ・シャトー(L'Albereta Relais & Chateaux)
Via Vittorio Emanuele 23, 25030 Erbusco, Brescia, Italy
TEL:+39-030-7760550
http://www.albereta.it/
Instagram:@albereta
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協力/フランチャコルタ協会
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