さて、前回から引き続いて、今シーズンの“MUST HAVE”アイテム、繊細な印象のリングとカフバングルのレイヤード方法についてご紹介します。

まずは、こちらのモデルカットをご覧ください。

ジュエリーのレイヤードの秘訣 vol.2<br />スタイリングの最後のひと手間<br />_img0
前回ご紹介したリングとカフバングルに、繊細なリングと、大きなバロックパールのカフバングルを加えたスタイリング。シャボン玉のようにふわふわとしがちなパールのカフバングルですが、大きなバロックパールひとつでスタイリングが締まります。(一部、日本未入荷の商品がございます。ご了承ください)

このカットの撮影のときのこと。繊細な印象のリングやカフバングルを重ねづけした後、ちょっと考えて、最後に右の手首にドンと存在感のある大きなバロックパールのカフバングルを加えました。それまでなんとなくふわふわした印象だったレイヤードが、この最後のひと手間〝FINISHING TOUCH”でピタッとおさまったんです。

こんなふうに、1つ目をひくアイテムを加えることで、スタイリング全体が引き締まることがよくあります。このカットでは、指にも同じように繊細な印象のリングをレイヤードしていますが、それらも違和感なくおさまります。

このカットの場合は、オフホワイトの柔らかいニットにブロンドヘアのモデル。全体に淡いトーンでまとめているので、スタイリングの最後のひと手間は、ちょっとインパクトのあるアイテムでバランスを取りました。

その日の服、ご自分の髪の色や目の色、ネイルの色、自分がなりたい印象と、手持ちのジュエリーを組み合わせて、どんなイメージでどんなレイヤードにするか、全体でスタイリングを考えるのって楽しいですよ。
みなさんも、ご自分なりのアレンジ、考えてみてくださいね!

また次回もレイヤードの秘訣を具体的にご紹介します。

Xo,MIZUKI